制作・出演 : ザ・ジーザス&メリー・チェイン
ダークランズダークランズ
世に衝撃を与えたデビュー作で聴かれたノイズ・サウンドというよりは、英国特有の憂いを含んだ甘いメロディに重点を置いた印象の2ndアルバム(87年発表)。グルーヴィなテイストも増して、60'sポップ的なサウンドが際立つ作品だ。
オートマティックオートマティック
前作から一転、全編にドラム・マシーンによる打ち込みを多用した3rdアルバム。影を潜めていたフィードバック・ノイズも復活し、硬質でアシッドなダンス・グルーヴに彩られている。「ヘッド・オン」はのちにピクシーズがカヴァー。
ハニーズ・デッドハニーズ・デッド
ノイズ・グルーヴと甘いメロディ、生ドラムが繰り出すデジタル風のビートが絶妙なコンビネーションをみせる4thアルバム(92年発表)。既発3作品のサウンドをバランスよくミックスした集大成的な仕上がりだ。
ストーンド&ディスローンドストーンド&ディスローンド
94年発表の5thアルバムは、彼らの代名詞的なフィードバック・ノイズがまたも影を潜めたターニング・ポイントといえる作品。「サムタイムズ・オールウェイズ」をはじめ、全体的にアコースティックな雰囲気でまとめられている。
サウンド・オブ・スピードサウンド・オブ・スピード
先に日本独自企画として登場した編集盤のアイデアを元に、新曲(1)(8)(10)を加え、4曲の日本未発表曲を差し替えたUKエディション。彼等は多種多様なシングルをリリースし、既に入手可能な限定版のみの収録曲も多いだけに本作は大歓迎。コアのファンに。
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