制作・出演 : シカゴ交響楽団
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲&ヴァイオリン・ソナタ第3番ブラームス:ヴァイオリン協奏曲&ヴァイオリン・ソナタ第3番
協奏曲では自作のカデンツァを弾くなど、意欲満々。その切れ込みの鋭さや堂々とした風格はさすがである。ただし、音の弱い部分になると何となく生彩がないというか、味が薄くなりがち。録音のせいなのか。ソナタもいい場面はあるのだが。
4大ヴァイオリン協奏曲集4大ヴァイオリン協奏曲集
制作・出演
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 / オイゲン・ヨッフム / クラウディオ・アバド / シカゴ交響楽団 / ダニエル・バレンボイム / ナタン・ミルシテイン / ピンカス・ズーカーマン / ブラームス発売元
ユニバーサルミュージックいずれ劣らぬ美音奏者2名の名演。ミルシテインは例のごとく速めのテンポで颯爽と進む。メンデルスゾーンもいいが、チャイコフスキーが最上の出来か。ズーカーマンも美しい演奏で、第3楽章のおっとりさがミルシテインとの違い。ハズレなし。