制作・出演 : ジェームズ・ゴールウェイ
制作・出演
アンドレ・プリエール / エドゥアルド・マータ / ジェームズ・ゴールウェイ / ニュー・アイリッシュ室内管弦楽団 / フィリップ・モル / マリサ・ロブレス / モーツァルト / ヨーロッパ室内管弦楽団 / ロンドン交響楽団ゴールウェイの60歳を記念して99年に発売された15枚組からの分売。この2枚組はモーツァルトの作品のみで構成され、東京SQとの2曲の四重奏曲も収められている。温かく典雅な演奏を支える繊細なフレージングに、卓越した技術と音楽性を感じさせる。
ゴールウェイの還暦を祝って発売された60曲のマスターピースが、国内盤として登場。第4巻は唯一の1枚もので、タイトルから想像できるとおり、軽快な作品が並ぶが「しぼめる花」での弾むようなパッセージ、山下和仁との絶妙な音楽的対話と、聴きどころ多し。★
制作・出演
イ・ソリスティ・ヴェネティ / クラウディオ・シモーネ / ジェームズ・ゴールウェイ / ジニー・ゴールウェイ / ナショナル・フィルハーモニー管弦楽団 / フィリップ・モル / メルカダンテ / ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 / 岩城宏之フルートにとってロマン派の時代は“不作の時代”なんて言われているが、たしかに技巧に走りすぎたキライはあるものの、こうした名手によって演奏されると生命が宿る。ロマン派はフルートに輝きを与えたのだった。その主旨とは別に、アルゲリッチとの共演は聴きもの。
制作・出演
クリストファー・オライリー / グラハム・オッペンハイマー / シャルル・デュトワ / ジェームズ・ゴールウェイ / ナショナル・フィルハーモニー管弦楽団 / フィリップ・モル / フォーレ / マリサ・ロブレス / ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団名実ともに世界最高のフルーティストであるゴールウェイの膨大な録音からフランス音楽を集めた2枚組。これはもうキング・オブ・フルートを聴くためのアルバムだ。このうえなく艶やかで叙情的な響きも兼ね備えた高音の魅力。ホレボレするような美しさだ。
制作・出演
エドゥアルド・マータ / ジェームズ・ゴールウェイ / チョン・ミュンフン / ハンス=イェク・プロファンター / バイエルン放送交響楽団 / フィルハーモニア管弦楽団 / ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 / ロリン・マゼールハチャトゥリアンの土俗性も、マゼールの洗練された折衷主義も、ロドリーゴのローカル色も、ゴールウェイが吹くと、なんと楽々と明瞭に鳴り響くことだろう。チョン・ミョンフン、マゼール、岩城宏之、アルゲリッチなど、共演者もきわめて豪華である。
制作・出演
アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ / イーストマン・フィルハーモニア / ギャレス・ハルス / シドニー交響楽団 / ジェームズ・ゴールウェイ / ジョン・コリリアーノ / デイヴィッド・エフロン / ネヴィル・マリナー / ルイ・フレモーゴールウェイに捧げられたり、あるいは彼が委嘱したりした作品を集めたものの第2弾。いずれも比較的ロマンティックで伝統的なスタイルを持った作品だ(コリリアーノが一番現代的)。ゴールウェイはもちろんその持てる力を十分に発揮していて、その音楽性を堪能できる。
クラシックはもとより、幅広い活動を展開しているゴールウェイとアメリカのトップ・フォーク・デュオのコラボレート盤。フィドルの人なつっこい音色と歌い回しがセンスに満ちたフルートとよく溶け合い、ノスタルジーに彩られた心温まる世界が広がっている。
75年にベルリン・フィルを退団した後、ソリストとして輝かしい活躍を続けているゴールウェイの25年間の総決算と言えるベスト盤。クラシックはもちろん、映画音楽やポップスに至るまで、彼の柔軟な音楽性と豊かな歌心を印象づける中身の濃い2枚組だ。
制作・出演
エリック・カンゼル / キーラン・オヘア / ザ・チーフタンズ / シルヴァー・アーム / シンシナティ・ポップス・オーケストラ / ジェームズ・ゴールウェイ / ジョン・マクダーモット / リズ・ノウルズ / ローナン・ハーディマンフランスのモーツァルトといわれるドヴィエンヌと、ナポリ楽派の名作曲家チマローザのフルート協奏曲を集めた最新録音。骨太な音色を持つゴールウェイが、亡き巨匠ランパルに捧げた快演である。