制作・出演 : ジミー・ロウルズ
ロウルズの初リーダー作は1954年のノクターン盤ということになっているが、実はそれに先立つ1953年のライヴ録音がある。それが本作。一度LP発売されたことがあるが、もちろん今回初CD化。ビ・バップの時代ながら、そのピアノはスウィング色濃厚。タイトル曲はブギウギ調。
史上最強のウィスパー・ヴォイス。 多くの女性ヴォーカル・マニアを魅了してきたプリシラ・パリスが、 ビリー・ホリデイへ捧げた美女ジャケファン垂涎盤 ジャケ良し内容良しの奇跡の一枚。 60年代にザ・パリス・シスターズの末娘として活躍したシンガーが69年に発表したソロ2作目。敬愛するビリー・ホリデイのレパートリーを歌う。甘い声でほどよい哀感を湛える「アイ・ラヴ・ユー,ポーギー」、けだるい雰囲気が心地よい「ガールス・ワー・メイド・トゥ・テイク・ケア・オブ・ボーイズ」などで個性と実力を発揮。ジミー・ロウルズほかの演奏も手堅い。
1972年に2枚組LPでリリースされた、ジャズ・ヴォーカル界の女王、カーメン・マクレエの傑作ライヴ・アルバム。リラックスした雰囲気で、彼女の堂々たるヴォーカルがじっくりと堪能できる。
1970年代におけるズート・シムズの代表的名盤。ジミー・ロウルズ(P)、ミッキー・ローカー(ds)、ボブ・クランショウ(b)のトリオをバックに率い、若い頃のプレイにはない、成熟した表現力が感じとれる秀作だ。
発売元
エムアンドアイ音楽出版知る人ぞ知るジャズ・シンガーの64年作品。知名度は日本でもアメリカでも低いが、シナトラやサラ・ヴォーンはじめ、多くのシンガーから賞賛されている。派手さはないが、独特の歌唱スタイルを確立し、大人の歌を聴かせてくれる。選曲も渋く、いかにも通好み。
不世出の名シンガー、ビリー・ホリデイ。その死の約2年半前に録音されたアルバムの再発盤。往年の輝きとはまた違う魅力にあふれた、彼女でしか到達できない深みが垣間見られる1枚。