制作・出演 : ジム・ベアード
ベア・ボーンズベア・ボーンズ
ジョージア生まれの自作自演歌手、約2年半ぶりのアルバム。ウォルター・ベッカーらとの共作が大半を占める全曲オリジナル楽曲で、彼女らしさをより表現した本作。ジャジィなサウンドの中、適度な湿り気を帯びた柔らかな歌声が心に優しく染みてくる傑作。
フー・レット・ザ・キャッツ・アウト?フー・レット・ザ・キャッツ・アウト?
制作・出演
アンソニー・ジャクソン / クリス・ミン・ドーキー / ジム・ベアード / ボブ・フランセスチーニ / マイク・スターン / ミシェル・ンデゲオチェロ / リチャード・ボナ / ロイ・ハーグローヴマイク自身のテクニカルなプレイは変わらずに健在。変わっているのはグルーヴだ。リチャード・ボナの存在がバンドに、強烈なグルーヴを与えている。とにかく楽しく聴けるアルバムに仕上がっており、数あるマイクの作品のなかでも出来映え良し。
サム・スカンク・ファンクサム・スカンク・ファンク
8年ぶりの顔合わせとなったブレッカー兄弟の結成30周年記念ライヴ。2003年ドイツで、初のビッグバンド共演を実現。それぞれの楽器を代表するプレイヤーとなった兄弟が、ダイナミックなサウンドをバックに、自分たちのヒット曲を惜しみなく吹きまくる。
プラネット・アースプラネット・アース
“乗り心地の良い戦車”とマイク・スターンに形容されたデニスの2年半ぶりのリーダー作。タワー・オブ・パワーのレニー・ピケット率いるボルネオ・ホーンズがスパイスを利かせるタイトなファンク・チューンの連続。スーパー・ドラマーらしい多彩なゲスト陣も魅力。
ローブローローブロー
89年の初作品『ボトムズ・アップ』以来10年ぶりのセカンド・アルバム。ハイライト・ソングは、彼が敬愛するジャコの「コンティニゥーム」のカヴァーだが、ジム・ベアードやデニ・チェンなどの僚友を結集した演奏はどれも入念そのもの。構想10年の成果絶大。
トゥルーリートゥルーリー
フュージョン・シーンでいい仕事をしているビアードの97年のアルバム。彼はアレンジ力にもプロデュース力にも優れていることをこの作品で示してくれた。色彩感豊かなサウンド・テクスチャーはスムース・ジャズとして聴いてもかなりの聴き応えがある。
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