制作・出演 : ストラヴィンスキー
20世紀の巨匠シリーズ::ストラヴィンスキー:交響曲ハ調/3楽章の交響曲/バレエの情景20世紀の巨匠シリーズ::ストラヴィンスキー:交響曲ハ調/3楽章の交響曲/バレエの情景
バーンスタインのざらっとした響きとアンサンブルで聴くと、新古典ストラヴィンスキー特有の冷たいシャープさよりも、前の時代のバーバルな賑々しさが現われ出る。とりわけ響きの仕掛けの多彩な「3楽章の交響曲」は、リズムのキレも上々で快調ヴィヴィッド。
ストラヴィンスキー:組曲「火の鳥」/シチェドリン:ピアノ協奏曲第5番ストラヴィンスキー:組曲「火の鳥」/シチェドリン:ピアノ協奏曲第5番
「火の鳥」から意外な響きが聴こえてくる。ふわり音色が受け渡されるはずのパッセージがゴツと滞る。炸裂するトゥッティの背後で金属打楽器の残響が蒼く漂う。シチェドリン作品でもパスティシュのような意匠のなかから突如異形の音の形が現れる。津々のライヴ。
ベストクラシック100 58::ストラヴィンスキー:火の鳥 バルトーク:中国の不思議な役人ベストクラシック100 58::ストラヴィンスキー:火の鳥 バルトーク:中国の不思議な役人
ニューヨーク・フィルの音楽監督時代、ブーレーズがまだまだとんがっていたころの録音。演奏はこのころまでが最高という人も多い。緻密で極めて機能的、氷のような炎をもった不思議な熱気に包まれる。
ベストクラシック100 61::ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」 他ベストクラシック100 61::ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」 他
ブロンフマンがヴィルトゥジティを存分に披露できる曲を選んでいる。ムソルグスキー、ストラヴィンスキーともに高度なテクニックと豊かな音楽性が最高に発揮された演奏。