制作・出演 : ディーサイド
グレン・ベントン率いるデス・メタル界のベテランの数えて8作目。これを機に技巧派ギタリスト、ラルフ・サントーラが異色加入で縦横無尽のデス・サウンドにも緻密な楽曲構成がチラっと顔を出す。ピュア・デスの武装強化を印象付ける意味でファン納得の一作だろう。
10数年前、フロリダを拠点をしたプロデューサー、スコット・バーンズが世に送り出したデス・メタル・バンドは多い。彼らもまたその一群。これはデビュー作(90年)のリマスター盤。ノイジィな音を若干セーブ、デス声を全面に配した音処理に注目。
悪魔主義を貫き、アンチ・キリストを公言する極悪デス・メタル・バンドの92年発表のセカンド。攻撃的リフと激速ビートと怒声ヴォイスが一体となった楽曲群は、正に地獄より出でたると言うにふさわしい。ちなみに、日本企画によるリマスター再発盤です……。
デス/ブラック・メタル・バンド、ディーサイドのニュー・アルバム。卓越したテクニック、反キリスト主義を掲げる過激なアティテュードが、多くのデス・メタル・ファンの支持を集めている。
デス/ブラック・メタル界の帝王、グレン・ベントン率いるディーサイド約2年ぶり(ライヴ盤除く)の新作。まさにデス・メタル純度100%、聴く者をショッキング&ダークな世界へと誘う!
昨年8月にシカゴで行なわれたライヴをまとめたもの。デス/グラインドというと、“のしかかるような重々しさ、/粘っこさ”がパブリック・イメージとしてあるが、あまりテンポ・チェンジせず一気に駆け抜け、ハードコア的な簡潔さも兼ね備える。
フロリダのデス・メタル・バンドの4枚目のアルバム。グラインド・コア系のサウンドに磨きをかけ、特に頭蓋骨を削りとって脳をブッ刺すような鋭きエレキが強烈に響く。濁声が吐く詞はキリスト教への憎悪に満ち、それがさらなる確信に達した残虐盤。★
デス・メタルのメッカ、フロリダ(同地にその手の有名な録音スタジオがあるため)で誕生した彼らはバンド結成8年のキャリアを持つ。今作は3rdであるが、反キリストの思想は相変わらず。おどろおどろしいデス声と絡まるスピード・ノイズも板につき、手堅い作だ。