制作・出演 : ドリーム・シアター
シックス・ディグリーズ・オブ・インナー・タービュランスシックス・ディグリーズ・オブ・インナー・タービュランス
テクニカル・ハード〜プログレッシブ・ロック界の第一人者である彼らの通算6枚目となるオリジナル・アルバム。CD2枚組という長さにも拘わらず、緩急自在のスリリングな演奏と、美しくキャッチーなメロディで一気に聴かせてしまうのがすごい。
メトロポリス・パート2 シーンズ・フロム・ア・メモリーメトロポリス・パート2 シーンズ・フロム・ア・メモリー
既発表の1曲のコンセプトを、7年を経て9場12曲の物語に展開して描き出したストーリー・アルバム。緩急自在に舞う才能全開のインスト・バトルには息をのむが、ドラマの仕掛けとのかみ合わせは見えづらい。彼らのこだわりをあらかじめ知っているファン向けの一枚。
ホロウ・イヤーズホロウ・イヤーズ
米プログレ・ハードのツワ者の、アルバム『フォーリング・イントゥ・インフィニティ』から哀愁のバラード(1)をフィーチャーしたシングル。聴きものはやはり(5)(6)のライヴ・トラック。インプロヴィゼイションを得意とする彼ら、たとえそれがカップリング曲と言えども手抜き一切なし。お買い得の1枚だ。
イメージズ・アンド・ワーズイメージズ・アンド・ワーズ
基本的にはハード・ロック・バンドだが、プログレッシヴな味つけを施し、独自のオリジナルを創立させた彼ら。本作もハード・プログレの華麗なサウンド空間でバンドの型をアピールしている。目新しさはないが、期待通りの音なので安心して手が出せる。