制作・出演 : ハイドン
ハイドン:協奏曲集ハイドン:協奏曲集
冒頭から颯爽と始まる緩徐楽章の柔軟で叙情的な旋律、そののびやかな歌心とかっちりした様式、ハイドンの魅力を堪能できる。演奏は見事にコントロールされたスマートなもので、かえってもう少し粗削りな演奏も聴いてみたくなるほど。楽しい音楽がいっぱい。
ハイドン:ロシア四重奏曲ハイドン:ロシア四重奏曲
ハイドンの音楽は「型」や「健康美」ばかりが目立って、ともするとナイーヴな部分が切り捨てられがち。そこに光を当てたのがこの演奏。なおここに収められた第83番は、ハイドン最後の弦楽四重奏曲で、全4楽章のうち2・3楽章のみが完成されている。