音楽むすび | 制作・出演 : ハチャトゥリアン

菅原淳をはじめ、加藤恭子、神谷百子、久保昌一などを擁する名技集団のライヴ・アルバム。驚愕の編曲ものに加え、尺八をフィーチャーした新作、現代音楽の古典という硬軟取り混ぜた内容ながら、その躍動するリズムと歓びに満ちたサウンドがなんとも凄い!

ロシアの名指揮者ラザレフが、かつて音楽監督を務めたボリショイ響と録音したハチャトゥリャン管弦楽曲集。ハチャトゥリャンのバレエ音楽は彼らが最も得意とするところだ。廉価での再発売。

RCAレッド・シール・ヴィンテージ・コレクションが廉価で登場。コーガンとオイストラフというソ連の2大巨匠が米国を訪れた際に録音した名演。ハチャトゥリャンの協奏曲は日本初CD化。

東欧、特にハンガリーではジプシー楽団が音楽文化になくてはならない役割を果たしてきた。その伝統を受け継ぐ100人のミュージシャンが、クラシックから伝承歌までを自由奔放に演奏する。

剣の舞だろうが夜の女王のアリアだろうが、速いパッセージを軽々と吹いていく。フィンランド期待のトランペッターだ。巧い、そして音色も魅力的だ。それ以上にどこかクールさのある表現に惹かれる。ヴォカリーズや憂鬱なワルツの透明な叙情にこそ注目。

珍しいハチャトゥリアンのピアノ作品。中にはオーケストラ曲として知られるものも。アクの強さはピアノ独奏になったことで幾分そぎ落とされ、あやなす響きはラヴェルやドビュッシーを彷彿とさせる。独特のメランコリーを持った曲集である。