制作・出演 : パーヴォ・ヤルヴィ
2008年に話題をさらったクラシカル楽曲を収録したコンピレーション・アルバム。リベラ、サラ・ブライトマン、鈴木慶江らクロスオーヴァー・ヴォーカリストからラトル、ベルリン・フィルまで、幅広い選曲となっている。
人気の“ベスト100”シリーズのバレエ音楽編。チャイコフスキーの3大バレエはもちろん、ロマンティック・バレエの傑作群やストラヴィンスキー、ウエスト・サイド物語までを、一流アーティストの演奏で楽しめる。
制作・出演
AnnaReider / EricBates / KathrynWoolley / RebeccaCulnan / SylviaSamis / シンシナティ交響楽団 / ティモシー・リース / パーヴォ・ヤルヴィ / プロコフィエフパリ管の首席指揮者就任が決まり、21世紀の指揮界を担う一人として、ますますその存在感を増しているヤルヴィの、鮮烈なプロコフィエフ。プロコフィエフの対照的な作品を取り上げ、その鋭い表現力を発揮している。
制作・出演
PeterRijkx / RodrigoBlumenstock / UlrikeHofs / ウルリッヒ・ケーニヒ / ドイツ・カンマーフィル / パーヴォ・ヤルヴィ / ベッティナ・ヴィルト / ベートーヴェンゆったり進行中の全集録音第3集。モダンと古楽器の折衷作をとるヤルヴィたちの演奏は、どちら側の議論も吹き飛ばしてしまう勢いと生命力にあふれて、作品に込められた革新性が、わくわくされられるまでのリアリティで迫る。言葉に尽くせぬ愉悦が広がる。★
たとえば、第3楽章がこれほど軽やかな演奏は珍しいかも。前半の二つの楽章ではあまりにも繊細と思われる箇所もあるが、その反対にかつて体験したこともないすがすがしさもある。決定盤とは言えないが、曲に新しい光をあてた演奏として注目。
ハケか何かで皮膚をサッとなでたような超軽量演奏。小編成で古楽器奏法を取り入れ、使用楽譜は最新のもの、この方法はすでにほかの指揮者が試みたことである。違うと言えば違うが、根本的なものではないので指揮者の意図が心の底まで届くかどうか微妙。
パーヴォ・ヤルヴィとドイツ・カンマーフィルが一体となって新たな地平に踏み出した記念碑的企画の第1弾。ベーレンライター版、小編成オケ、古楽器の一部使用などなど、すでにやり尽くされたかにも思える技の総合が、ヤルヴィたちのエネルギーを得て新たに輝く。★
バルトークはハンガリー、ルトスワフスキはポーランド。両者ともに圧制を受けながら祖国への思いを音楽に投入した、いわば入魂の作品を残した。本盤に収録された作品はいずれも民謡を素材として高潔な音楽に昇華させた20世紀の傑作。今こそ再検証の時は熟した!
快調にベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集の録音を進める仲道郁代と、上昇気運にあるパーヴォ・ヤルヴィとによるまさに絶好調の共演。仲道は自信に満ちた堂々たるソロを展開。ヤルヴィは切れの良い引き締まったベートーヴェン演奏を繰り広げる。
シューマンの協奏曲は早くもモルク2度目の録音となる。ヤンソンスとはドヴォルザークの協奏曲に続く共演だ。はつらつとして輝かしいなかにも、堂々として余裕すら感じさせる演奏を繰り広げている。