制作・出演 : フィリー・ジョー・ジョーンズ
ロリンズの究極のベスト盤2枚組である。ディスク1は1951年から1958年、2は62年から近年までの名作を収録。各トラックでの豪放なアドリブ、近年の円熟したプレイなど“巨人”のエネルギッシュなサックスが全22曲どこからでも楽しめる。これはぜひとも“ジャズこれから”の若者にも勧めたい。
制作・出演
ジョン・コルトレーン / ソニー・ロリンズ / フィリー・ジョー・ジョーンズ / ホレス・シルヴァー / ポール・チェンバース / マイルス・デイヴィス / マックス・ローチ / レッド・ガーランド帝王マイルス・デイヴィスのプレスティッジ在籍時の音源をコンパイル。1950年代のジャズのモダン期を代表する楽曲ばかりで、かの有名な“マラソン・セッション”からの楽曲もあり。当然ジョン・コルトレーンも参加している。
制作・出演
アーサー・テイラー / ジョン・コルトレーン / ダグ・ワトキンス / ドナルド・バード / フィリー・ジョー・ジョーンズ / ポール・チェンバース / マル・ウォルドロン / レッド・ガーランドコルトレーンが初リーダー作を吹き込んだのも、マイルス・デイヴィスとの共演により腕を磨いたのも、みなプレスティッジにおいてのこと。荒削りな原石が偉大なる“ジャズ・ジャイアンツ”へと歩を進め始めた時代の歴史的記録だ。
発売元
ユニバーサルミュージックテナー・サックスの巨人として長いキャリアを誇るソニー・ロリンズの、ブルーノートでの名演を集めたベスト・アルバム。「チュニジアの夜」ほか名曲があふれんばかりに収められている。
制作・出演
アート・ファーマー / カーティス・フラー / ジャッキー・マクリーン / ジョン・コルトレーン / ソニー・クラーク / ドナルド・バード / フィリー・ジョー・ジョーンズ / ポール・チェンバース発売元
ユニバーサルミュージック制作・出演
ケニー・ドリュー / ソニー・クラーク / デクスター・ゴードン / ニールス=ヘニング・エルステッド・ペデルセン / ビリー・ヒギンズ / フィリー・ジョー・ジョーンズ / ブッチ・ウォーレン / ポール・チェンバース発売元
ユニバーサルミュージック麻薬で50年代を棒に振ってしまったデクスター・ゴードンが復活の狼煙を上げたのがブルーノートだった。そんなブルーノートでの名演を集めた本作は、“テナーの王者”の魅力を味わうのに最適な一枚となっている。
発売元
ユニバーサルミュージックJ.R.モンテローズの初リーダー作で、ブルーノートに吹き込んだ唯一のレコーディング。派手さこそないが、アイラ・サリヴァンのトランペットを加えた2管クインテットとしての人気は根強いものがある。
制作・出演
アート・ペッパー / ゲイリー・フローマー / フィリー・ジョー・ジョーンズ / ベン・タッカー / ポール・チェンバース / マーティ・ペイチ・オーケストラ / レッド・ガーランド / ロニー・ボール発売元
ユニバーサルミュージック過少評価されがちなケニー・ドーハムの過小評価されている1961年のアルバム。メロディメイカーとしての資質が存分に発揮されたオリジナル曲の数々を、ハンク・モブレーを含む2ホーンで綴った名盤だ。
制作・出演
ドナルド・バード / ハンク・モブレー / ハービー・ハンコック / バリー・ハリス / フィリー・ジョー・ジョーンズ / フレディ・ハバード / ブッチ・ウォーレン / ポール・チェンバース発売元
ユニバーサルミュージックファンキーなハンク・モブレーの個性が全開したアルバムをヴァン・ゲルダーがリマスター。豪華共演メンバーによる2つのセッションをカップリングした本作は、味で聴かせるテナーの真骨頂だ。
発売元
ユニバーサルミュージック当時活動をともにすることの多かったペッパー・アダムスとのコンビネーション、さらにデューク・ピアソンの曲作りの妙と聴きどころの多いアルバム。タイトル曲は猫のステップを思わせるお洒落な逸品だ。
発売元
ユニバーサルミュージックドラッグのために50年代の一部を棒にふったデクスターだったが、カムバックしてからのブルーノート盤は総じて素晴らしい。ケニー・ドリューらが脇を固めた本作も例外ではなく、オリジナルもたっぷり聴ける好盤だ。
発売元
ユニバーサルミュージック若くして亡くなったため、その足跡は1960年前後に限られるアイク・ケベック。ブルーノートで吹き込まれた代表作は、ジャズにR&Bのテイストをまぶしたような適度な黒っぽさと絶妙なスイング感が魅力。
制作・出演
ゲイリー・ピーコック / サム・ジョーンズ / シェリー・マン / スコット・ラファロ / ビル・エヴァンス / フィリー・ジョー・ジョーンズ / ポール・モチアン / モンティ・バドウィッグジャズ入門というと、必ず名前が挙がる人気ピアニストであって、企画盤への登場回数も圧倒的。ジャズ=スウィングの心地よさに加えて、シンプルなメロディを“聴かせる”センスに長けているのが、どの録音からもわかるという人なのだ。とりあえずの一枚として文句なし。
発売元
ユニバーサルミュージックコルトレーンが残した唯一のブルーノート・リーダー作。リー・モーガンとカーティス・フラーを加えた3管編成による最高にエレガントな演奏は、そのアートワークも含めジャズ・マスターピースと呼ぶに相応しい。
ソニー・クラークがブルーノートに残した名盤として『クール・ストラッティン』と並び称されるトリオ作。明瞭な音使い、一定の緊張感を持続する旋律、彼の魅力が端的に表れている。
発売元
ユニバーサルミュージック25歳で急逝したにもかかわらず、ディジーやマイルスと比較される存在、クリフォード・ブラウン。ブルーノートに残したリーダー・セッションがまとめて聴けるこのコンピレーションでも、その天才ぶりにただ圧倒される。