制作・出演 : フィルハーモニア管弦楽団
制作・出演
A.N.オーサー / シモン・ゴールドベルク / ジェラルド・ムーア / パウル・ヒンデミット / フィルハーモニア管弦楽団 / フレデリック・リドル / リリー・クラウス / ワルター・ジュスキント晩年は日本に住んでいたゴールドベルクの遺産。ベルリン・フィル時代の弦楽四重奏が初発売だが、残りは既存の音源である。彼ほど端整なヴァイオリンを弾いた人は希有で、その清らかさは聴きこめば味わいがいっそう増す。最晩年の録音も今となっては貴重。
制作・出演
クリスティーナ・オルティス / サン=サーンス / シャルル・デュトワ / パスカル・ロジェ / ピーター・ハーフォード / フィルハーモニア管弦楽団 / モントリオール交響楽団 / ロンドン・シンフォニエッタサン=サーンスのもっとも有名な3つの管弦楽曲を収めたアルバム。フランス音楽を得意とするデュトワが、モントリオール響など3つのオーケストラを振り、それぞれの美点を引き出した色彩豊かな演奏となっている。
卓抜した歌唱テクニックと表現力で20世紀後半を代表するソプラノ、カラスの絶頂期の声を記録した名盤。マクベス夫人やエリザベッタ、エルヴィラらの深い心理描写と劇的な歌唱を聴けば、彼女の天才ぶりが実感できる。
当時14歳だった、サラ・チャンの4作目のアルバム。並外れた集中力と多彩な表情、そしてロマンティックな表現力で、一流演奏家としての風格をも感じさせる。デュトワの万全のサポートも光る。
カラスが心身ともに絶頂期にあった、1954年の録音。単に美しいプッチーニのアリア集ではなく、ひとつでその女性の全人格を表現してしまうほどのスケールを持ったアリアだ。その表現力の深さと広さを実感できる一枚。
カラスの真骨頂が発揮された名盤。真価が認識された「アンナ・ボレーナ」からの20分の抜粋をはじめ、「ハムレット」や「海賊」と、カラスの迫真の表現力や演技力が凝縮されている。彼女の天才ぶりが刻まれた貴重な記録だ。
制作・出演
オットー・クレンペラー / オーセ・ノルドモ・レーヴベリ / クリスタ・ルートヴィッヒ / ハンス・ホッター / フィルハーモニア合唱団 / フィルハーモニア管弦楽団 / ワルデマール・クメント華やぎの中に見え隠れする不吉な予兆(「仮面舞踏会」)や、リズムとメロディのドラマティックな交錯など、作曲家が意図した音響風景が鮮明に再現されており、作品理解には不可欠な一枚。「ガイーヌ」では初演時の独奏者で、この作品を献呈されたオイストラフが民俗的情緒を格調高く描く。
制作・出演
カルロ・マリア・ジュリーニ / トゥリオ・セラフィン / フィルハーモニア管弦楽団 / フィレンツェ五月祭管弦楽団 / ヘルベルト・フォン・カラヤン / マリア・カラス / ミラノ・スカラ座合唱団 / ミラノ・スカラ座管弦楽団発売元
ARC協奏曲は4度目の録音。そして当時2度目の全集が進行中だった。ラフマニノフはアシュケナージの得意な作曲家だけあって、同曲のスタンダードとも言うべき充実した演奏だ。ハイティンクの伴奏もベスト。
大戦後、カラヤンを世界的な人気指揮者に押し上げるきっかけを作ったフィルハーモニア管との最後の時期に当たる録音。小品でも手を抜かず徹底的に作り込む、カラヤンならではの絶品の2枚組だ。