制作・出演 : フランク・キャップ
セントルイス・ブルースセントルイス・ブルース
ロウルズの初リーダー作は1954年のノクターン盤ということになっているが、実はそれに先立つ1953年のライヴ録音がある。それが本作。一度LP発売されたことがあるが、もちろん今回初CD化。ビ・バップの時代ながら、そのピアノはスウィング色濃厚。タイトル曲はブギウギ調。
マイ・フェア・レディマイ・フェア・レディ
ミュージカル最高傑作のひとつ『マイ・フェア・レディ』楽曲を、その映画用編曲を担当したアンドレ・プレヴィンのリーダー・カルテットによるジャズ版で聴く。そんな贅沢な一枚はなんとも小粋で華麗、そして大胆さに充ち満ちた、この64年録音アルバム初の日本CD化だ。
マック・ザ・ナイフマック・ザ・ナイフ
ピアノのアンドレ・プレヴィンとトロンボーンのJ.J.ジョンソンが双頭リーダーで録音したクルト・ワイル集。「三文オペラ」からの楽曲も収録。有名な「マック・ザ・ナイフ」は不協和音も使った面白い編曲で、両者が熱演を展開する。ジャズではカヴァーの少ない曲もあり。貴重な共演作だ。
ジス・イズ・マイ・ラッキー・デイジス・イズ・マイ・ラッキー・デイ
発売元
エムアンドアイ音楽出版知る人ぞ知るジャズ・シンガーの64年作品。知名度は日本でもアメリカでも低いが、シナトラやサラ・ヴォーンはじめ、多くのシンガーから賞賛されている。派手さはないが、独特の歌唱スタイルを確立し、大人の歌を聴かせてくれる。選曲も渋く、いかにも通好み。
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