制作・出演 : ブラームス
ベルリン・フィルハーモニー・ピアノ四重奏曲ベルリン・フィルハーモニー・ピアノ四重奏曲
ロシア出身のピアニスト・ギリロフと三人のベルリン・フィルの弦楽器奏者で1980年に結成した四重奏団。解釈はオーソドックスだが、4人が対等な関係でじっくりと密度の濃い音楽を織り上げていく。熟成した赤ワインのような重厚な味わいに酔える一枚だ。
ブラームス:ピアノ協奏曲第1番ニ短調作品15ブラームス:ピアノ協奏曲第1番ニ短調作品15
歴史的な録音だ。グールドのライヴであり、テンポの解釈をめぐってバーンスタインと意見が合わず、彼が指揮する前にスピーチした伝説の演奏だからだ。スピーチ、演奏、グールドのインタビューが収録されている。まさに個性と個性の激突。おもしろい!
ブラームス:弦楽四重奏曲第1番&第3番ブラームス:弦楽四重奏曲第1番&第3番
ボロディンSQのブラームスは、かなり硬派な演奏だといえよう。どんなロマンティックな表現でも、甘ったるくならず、芯の強さを残している。第1ヴァイオリンのコペリマンがリードして、かっちりとした堅目のブラームスを表現している。