制作・出演 : ブラームス
永遠の愛〜ブラームス歌曲集永遠の愛〜ブラームス歌曲集
ジャケット写真ではいつも近寄り難い雰囲気を漂わせているけれど、素顔は優しいお姉さんという噂のシュトゥッツマン。低音域ではちょっとユニ・セックス的な妖しい陰影が加わるのが魅力だ。これほど艶やかなブラームス、ちょっと耳にはできなかろう。
ブラームス:弦楽四重奏曲第1番ハ短調ブラームス:弦楽四重奏曲第1番ハ短調
父親格のバリリSQの影にかくれがちなヴェラーSQだが、このブラームスは彼らならでは。ウィーン流の気品溢れるスタイルは勿論、ブラームス特有の幾重にも重なった綾を緻密なアンサンブルで描き出している。60年代デッカの録音が見事にそれを捉えた。
ブラームス:チェロ・ソナタ全曲ブラームス:チェロ・ソナタ全曲
長谷川陽子の7枚目のCD。95年にドイツで録ってきたブラームスのソナタ集。自身のブラームスへの想いを余すところなく披露しており、ほとばしるような力強さとデリケートさを備えた演奏は深々とした味わいを残す。同調するギリロフのピアノも見事。★