制作・出演 : ベルトラン・ド・ビリー
アランフェス協奏曲〜アルパ・ラティーナアランフェス協奏曲〜アルパ・ラティーナ
スペイン&南米の作品を集めた一枚。ギター協奏曲として有名な「アランフェス協奏曲」は作曲家自身による編曲版を使用。原曲とは異なる響きが新鮮だ。「ハープ協奏曲」はハープの打楽器的側面を活かした現代的な作風で、この優美な楽器からダイナミックな音響も引き出せるメストレの表現力の逞しさが遺憾なく発揮されている。
ハープ協奏曲〜ハイドンへのオマージュハープ協奏曲〜ハイドンへのオマージュ
一歩も引かずに精密にオーケストラとやり取りを交わすところは、さすがにウィーン・フィルのソロ・ハーピストを務めるメストレ。ハイドンの協奏曲がハープのオリジナル作品のように豊かな表情で蘇るのも楽しい。一方のソロでは、繊細でしなやかな表現力もアピール。
プッチーニ:歌劇≪ラ・ボエーム≫全曲プッチーニ:歌劇≪ラ・ボエーム≫全曲
ネトレプコとビリャソンという、オペラ界のスター2人が共演した21世紀の「ボエーム」。ベルトラン・ド・ビリーの切れのいい指揮、歌手陣、合唱団の充実ぶりなど、久しぶりに出た「ボエーム」の名盤だ。
デュカス:歌劇「アリアーヌと青ひげ」デュカス:歌劇「アリアーヌと青ひげ」
「魔法使いの弟子」の作曲家デュカスによる唯一のオペラ。ド・ビリーがジョルダン盤を凌ぐ完璧な演奏で曲の真価を明らかにする。至難の役アリアーヌに挑み、強靭な喉で広い音域を破綻なく演じるポラスキの歌唱にはほとほと感服する。未曾有の名演と言ってよい。★
ベルリオーズ:レクイエム クレオパトラの死 「ローマの謝肉祭」序曲ベルリオーズ:レクイエム クレオパトラの死 「ローマの謝肉祭」序曲
制作・出演
ウィーン・ジングアカデミー / ウィーン国立歌劇場合唱団 / ウィーン放送交響楽団 / ジュゼッペ・サッバティーニ / ピエール=アンジュ・ヴィエイヤール / ベルトラン・ド・ビリー / ベルトラン・ド・ビリー&ウィーン放送交響楽団 / ベルリオーズ / ヴィオレッタ・ウルマーナPREV1NEXT