制作・出演 : ベートーヴェン
「田園」は、フィルハーモニーが空爆で大破し、国立歌劇場でが行なわれた定期演奏会のライヴ録音。7種ある「田園」の中でも最も劇的な演奏として有名なものだ。ワーグナーの2曲も戦時中の録音。
制作・出演
エリーザベト・ヘンゲン / ティルラ・ブリーム / ブルーノ・キッテル / ブルーノ・キッテル合唱団 / ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 / ベートーヴェン / ペーター・アンダース / ルドルフ・ヴァッケ / ヴィルヘルム・フルトヴェングラー発売元
キングレコード株式会社戦時下の1942年録音の、何度も復刻されている有名盤で、戦後のバイロイト盤に勝るとも劣らない完成度の高い演奏が聴ける。録音の状態も良く、マニア以外でも十分に楽しむことができる。
ベルリン・フィルとの3種の録音のうち、最も録音状態が良いとされているもの。有名なウィーン・フィルとのスタジオ録音盤と同じ年の演奏だが、ライヴ録音の分、よりフルトヴェングラーらしさが出ているとも言える。
制作・出演
アルフレード・ペル / ウィーン・ジングアカデミー合唱団 / ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 / ヒルデ・ギューデン / ベートーヴェン / ユリウス・パツァーク / ロセッテ・アンダイ / ヴィルヘルム・フルトヴェングラー発売元
キングレコード株式会社LP時代は、音質が悪いが演奏はバイロイト盤より上という人もいた。ターラ盤は、ORF保存のオリジナル・テープから復刻した独協会盤発売の翌年、独自のマスタリングを施してCD化し、音質の向上を図ったものだ。
EMIの有名なスタジオ録音の直後に行なわれた演奏会のライヴ録音。強烈な集中力で、最後まで張り詰めた緊張感が持続したライヴならではの迫力だ。音質も良く、フルトヴェングラーの代表的「英雄」のひとつだ。
制作・出演
エリーザベト・シュヴァルツコップ / エルザ・カヴェルティ / エルンスト・ヘフリガー / オットー・エーデルマン / フィルハーモニア管弦楽団 / ベートーヴェン / ルツェルン祝祭合唱団 / ルツェルン祝祭管弦楽団 / ヴィルヘルム・フルトヴェングラー発売元
キングレコード株式会社「英雄」は、晩年のルツェルン音楽祭でのライヴ録音で、スケールの大きな堂々とした演奏が特徴だ。第7番はリハーサルだが、高い集中力に驚かされる。フルトヴェングラー最後の第九も部分的だが感動的な演奏だ。
ベートーヴェン:交響曲第9番『合唱』 ヤンソンス&バイエルン放送響&合唱団 ローマ教皇ベネディクト16世のためのコンサートでの第九のライヴ録音。先にDVD発売されているものと同じ演奏で、7000人収容のヴァチカンの大ホールに響き渡る白熱した壮大なベートーヴェンを、ハイブリッド・タイプのSACDで楽しむことができます。 【収録情報】 ・ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調作品125『合唱』 クラッシミラ・ストヤノワ(ソプラノ) リオバ・ブラウン(メゾ・ソプラノ) ミヒャエル・シャーデ(テノール) ミヒャエル・フォッレ(バス) バイエルン放送合唱団 ミヒャエル・グレイザー(合唱指揮) バイエルン放送交響楽団 マリス・ヤンソンス(指揮) 収録時期:2007年10月27日 収録場所:ヴァチカン、オーディエンス・ホール 収録方式:デジタル(ライヴ) プロデューサー:ヴィルヘルム・マイスター エンジニア:ゲアハルト・グルーバー SACD Hybrid CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND Disc1 1 : Beethoven: Symphony No. 9, Op. 125: I. Allegro ma non troppo, un poco maestoso [15:50] 2 : II. Molto vivace [12:03] 3 : III. Adagio molto e cantabile - Andante moderato [13:37] 4 : IV. Finale: Presto - Allegro assai [24:08] Powered by HMV
制作・出演
RonaGoldensher / ThomasGeorgi / ジョス・ファン・インマゼール / ジーン・ラモン / ターフェルムジーク・バロック管弦楽団 / デイヴィッド・グリーンバーグ / ブルーノ・ヴァイル / ベートーヴェン / ヴェラ・ベス指揮者としての活動が主になっている名フォルテピアノ奏者、インマゼールが90年代半ばに録音し話題となった全集。第1番と2番は、インマゼール自身の即興によるカデンツァが聴ける。躍動感あふれる演奏だ。
第1番は2種あるうちの最初の録音、第2番は3種のうちの2番目の録音。1986年度のレコード・アカデミー賞受賞盤で、際立つ個性の持ち主である2人ががっぷり組んだ名演として高い評価を得たアルバムである。
往年の名歌手たちのSP盤からの復刻シリーズの第6巻。ベートーヴェン、メンデルスゾーン、シューマン、ブラームス、シュトラウスらを収録する。歌唱の変遷などがうかがえて、声楽ファンには興味深いアルバムだろう。
制作・出演
カラヤンセル / クリーヴランド管弦楽団 / スヴャトスラフ・リヒテル / ダヴィッド・オイストラフ / ヘルベルト・フォン・カラヤン / ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 / ベートーヴェン / ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ多方面で活躍している作編曲家、春畑セロリによる、ベートーヴェンの連弾集。中でも圧巻は、交響曲全9曲の断片を第1番から並べて作り上げた「ヒストリカル・シンフォニー・リレー集」だ。驚天動地の荒業編曲だ。
カラヤンでなければ実現できなかったと思われるメンバーによる、1969年録音のトリプル・コンチェルト。“掛け値なしの夢の競演”として当時大きな話題となった一枚だ。巨匠たちの有無を言わさぬ名演が聴ける。
1958年録音のオイストラフ・トリオによるピアノ三重奏曲をHQCD化。いずれの演奏も、この曲においての屈指の名演として支持されてきた録音だ。室内楽としての緻密さや親密さの中でも、個性をぶつけ合い、大きなスケール感を生み出している。