制作・出演 : ベートーヴェン
2009年になってオクタヴィア・レコードからリリースされたバッハ・アルバムで“奇跡の復活”を遂げた彼。以後、たて続けに録音をリリースして時の人となった。復活というからには過去があるわけで、85年から数年の間にRCAから5枚のソロ・アルバムが発売されていたという。それらを、カップリングを変えて収めた4枚組がこれ。もちろん復活後のような円熟味はないけれど、若者らしいストレートなアプローチと素直な表現が好印象。特にロマン派の作品で、その魅力と真価が発揮されている。復活後と重なる作品が結構あるので、聴き比べも。
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キングレコード株式会社レーグナーが90年に読売日響の名誉指揮者となって実現した、日本のオーケストラが外国の指揮者と録音した初めての「ベートーヴェン交響曲全集」からの一枚。熱気あふれる力演を存分に味わうことができる。
全集録音から「運命」と「田園」という定番曲をピックアップした初編集盤。東独の名匠、レーグナーのベートーヴェンは一見オーソドックスに思えるが、実に丁寧な演奏が楽しめる。
レーグナー/読響のベートーヴェンのなかでもとりわけ評判の高い「英雄」を収録。壮大なサウンドを雄大なテンポで演奏し、大きなスケール感を打ち出すことに成功している。
第7番はレーグナー初のライヴ。ライヴならではの高揚感で、「リズムの権化」と呼ばれるこの曲の特長を描き出している。終楽章ならではのスピード感と高揚感に満ちた一枚。
若きベートーヴェンの鼓動が聴ける「2番」「4番」。レーグナーが読響とともに完成させたベートーヴェン交響曲全集のなかの一枚。お互いに気心が知れているだけあって、すべて納得のうえで快調に飛ばしている。
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キングレコード株式会社ズスケのカルテットによる全曲録音のうちのひとつ。初期の最後の曲や、「第9交響曲」と比較して論じられることもある後期の大作。ベートーヴェンのスコアをニュアンス豊かに再現していく、人間的な温かさに満ちた名演だ。
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キングレコード株式会社14年の歳月をかけて完成した不滅の金字塔、ベルリン弦楽四重奏団のベートーヴェン全集はCD8枚になるが、これで完結。若さゆえの鋭い感性にあふれた初期の2曲と、凝縮された簡潔さを持つ最後の弦楽四重奏曲を、揺るぎのないアプローチで演奏している。
カシオーリ16歳の時のデビュー盤で、当時非常に話題となった作品。古典と現代を自在に行き来するメカニカルなテクニックは、若さもあって爽快である。天才少年の名をほしいままにしたカシオーリの演奏は今も新鮮だ。
ベートーヴェンの変奏曲集という渋い選曲で、世の評論家をあっと言わせたカシオーリの3作目。曲ごとの深い譜読みに基づいた的確な演奏、スケール感など、年齢を超えた演奏が展開されている。
制作・出演
アーダルベルト・スコチッチ / ウィーン室内合奏団 / ゲルハルト・ヘッツェル / ノイベルト・トイブル / ハット・バイエルレ / ヘルベルト・マイヤー / ベートーヴェン / ミヒャエル・ヴェルバ / ヨーゼフ・ヘル発売元
日本コロムビア株式会社最高の音で楽しむために!
最高の音で楽しむために!
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制作・出演
ウタ・プリーヴ / オトマール・スウィトナー / ディートリッヒ・クノーテ / フリードリヒ・シラー / ベルリン・シュターツカペレ / ベルリン放送合唱団 / ベートーヴェン / マグダレーナ・ハヨーショヴァー / マンフレート・シェンク発売元
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1957年・1960年録音のクレンペラー指揮、フィルハーモニア管弦楽団演奏による、ベートーヴェンの交響曲「第1番」「第7番」、序曲「コリオラン」をHQCD化。格調高さと、壮絶なイメージを浮かび上がらせる演奏は聴き応え十分だ。