制作・出演 : マルタ・アルゲリッチ
モーツァルト:2台と四手のためのピアノ作品集モーツァルト:2台と四手のためのピアノ作品集
アルゲリッチが、その奔放さの一方でデュオを好むのは興味深い。ここではラビノヴィチと掛け合いでモーツァルトを演奏してる。アレグロの爽快なテンポ感はもちろん、アンダンテで相手の呼吸をはかりながら音を紡ぐ間の面白さ。聴きごたえあるアルバムだ。
ブラームス:2台のピアノのための作品集ブラームス:2台のピアノのための作品集
3曲とも別の編成でのほうがよく知られているが、この表現力豊かなデュオで聴いてしまうと2台ピアノ作品としての価値を認めざるを得ない。ときに細かな声部が埋もれてしまうこともあるが(作品34bの第1楽章など)、ダイナミズムの幅も広くスケール感たっぷり。
魔法使いの弟子〜スーパー・ピアノ・デュオ魔法使いの弟子〜スーパー・ピアノ・デュオ
もうこれは人間業ではない! 単なるオーケストラ曲のアレンジという領域をはるかに超えて、2台ピアノの極限まで示してしまった“危ない”世界である。いささか地味な「家庭交響曲」など面白すぎるし、「ラ・ヴァルス」など超絶過ぎてもはや別曲のイメージすら漂う。必携盤。
ブラームス:ピアノ四重奏曲第1番 作品25 シューマン:幻想小曲集 作品88ブラームス:ピアノ四重奏曲第1番 作品25 シューマン:幻想小曲集 作品88
ワザと耳と知性が、丁々発止とざわめき立つエモーションのなかで、きわどくも鮮やかにバランスする超絶アンサンブル。火付けはアルゲリッチだが、4者が響きのかたちに応じて素速く主客交代しながら交感していく応酬のさまが実に濃密にスリリングである。
アルゲリッチ『ルガーノの奇跡』 Vol.1 〜ライヴ・フロム・ルガーノ・フェスティヴァル〜 “情熱のブラームス"編アルゲリッチ『ルガーノの奇跡』 Vol.1 〜ライヴ・フロム・ルガーノ・フェスティヴァル〜 “情熱のブラームス"編
アルゲリッチ『ルガーノの奇跡』 Vol.2 〜ライヴ・フロム・ルガーノ・フェスティヴァル〜 “躍動のベートーヴェン"編アルゲリッチ『ルガーノの奇跡』 Vol.2 〜ライヴ・フロム・ルガーノ・フェスティヴァル〜 “躍動のベートーヴェン"編
制作・出演
エフゲニー・ブラフマン / ゴーティエ・カプソン / ドーラ・シュヴァルツベルク / ノーラ・ロマノフ=シュヴァルツベルク / ベートーヴェン / マルタ・アルゲリッチ / マレク・デネマーク / マーク・ドロビンスキーチャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番 ヴァイオリン協奏曲チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番 ヴァイオリン協奏曲
制作・出演
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 / クラウディオ・アバド / シャルル・デュトワ / チャイコフスキー / ナタン・ミルシテイン / マルタ・アルゲリッチ / ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団≪ショパン:ピアノ名曲集≫ 幻想即興曲/雨だれ/華麗なる大円舞曲/小犬のワルツ/黒鍵/革命/木枯らし/軍隊&英雄ポロネーズ/夜想曲第2番/別れの曲/子守歌 他全16曲≪ショパン:ピアノ名曲集≫ 幻想即興曲/雨だれ/華麗なる大円舞曲/小犬のワルツ/黒鍵/革命/木枯らし/軍隊&英雄ポロネーズ/夜想曲第2番/別れの曲/子守歌 他全16曲
ショスタコーヴィチ:ピアノ三重奏曲第2番 チャイコフスキー:ピアノ三重奏曲≪ある偉大な芸術家の想い出のために≫ 他ショスタコーヴィチ:ピアノ三重奏曲第2番 チャイコフスキー:ピアノ三重奏曲≪ある偉大な芸術家の想い出のために≫ 他
≪幻想即興曲/ショパン・ピアノ名曲集≫ 幻想即興曲/英雄ポロネーズ/舟歌/幻想ポロネーズ/アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ/3つのマズルカ/4つのワルツ≪幻想即興曲/ショパン・ピアノ名曲集≫ 幻想即興曲/英雄ポロネーズ/舟歌/幻想ポロネーズ/アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ/3つのマズルカ/4つのワルツ
コンセルトヘボウ・ライヴ 1978,1979&1992コンセルトヘボウ・ライヴ 1978,1979&1992
2枚のコンセルトヘボウでのライヴ録音がまとめられた、思う存分“アルゲリッチ節”が堪能されるお買い得企画。言葉どおり「生きた」アルゲリッチの演奏は、バッハから母国アルゼンチンのヒナステラまでひとつの理念に貫かれたもので、その時を記録している。
ラフマニノフ:2台のピアノのための作品集ラフマニノフ:2台のピアノのための作品集
ラフマニノフの2台のピアノのための組曲や「交響的舞曲」は、2人のピアニストにソロ並みの技巧を要求する難曲。アルゲリッチとラビノヴィチのデュオで聴く。1枚1050円の廉価での再発売。