制作・出演 : マーラー
マーラー:交響曲第3番マーラー:交響曲第3番
今から15年前にフィルハーモニア管の定期に突然登場して(ティルソン=トーマスの代演)センセーショナルなメジャー・デビューを飾った因縁の曲を遂に録音したもの。頭脳明晰なセパレーションの良さが光る演奏で、それを捉えた録音も当然、明快に響く。
亡き児をしのぶ歌亡き児をしのぶ歌
リート歌手として、録音より実演で、求心的な曲より演心的な曲で真価を発揮する人だと思う。マーラーなどはハンプソンに最も合った歌手で、充実した歌唱。(1)はバーンスタインとのオケ版から8年ぶりの再録。伴奏が大変素晴らしいのに何の紹介もない。不親切。