制作・出演 : ミュンヘン・バッハ管弦楽団
大バッハがブランデンブルク辺境伯に献呈したためにこの通称で呼ばれるようになった《ブランデンブルク協奏曲》は、バロックの協奏曲の音楽様式を総決算すると同時に、次に続く古典派を予告するような独創性をも備えた作品です。20世紀後半のバッハ演奏に一時代を画したリヒターの指揮による、様々な楽器のための協奏曲が即興を交えながら展開されてゆくこの演奏に接するたびに、音楽を聴く喜びを改めて感ぜずにはいられません。
古楽演奏によってバッハ像が劇的に変わった現在、リヒターのバッハは、ドイツ・ロマン主義が打ち立てたバッハ像をさらに突き詰めた演奏と言える。高い精神性、峻厳にして敬虔な、巨大で偉大なバッハがここにある。
制作・出演
J.S.バッハ / アンスバッハ・バッハ週間管弦楽団 / エディット・マティス / カール・リヒター / ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ / ヘルタ・テッパー / ペーター・シュライアー / ミュンヘン・バッハ合唱団 / ミュンヘン・バッハ管弦楽団録音時期が約17年間にもおよぶ、リヒターの演奏スタイルの変遷をうかがい知ることのできる作品。1960年代初期の厳しい様相を見せるバッハと1970年代後半のロマンティックなバッハが味わえる。
作品6と並んで、この曲の代表的な録音のひとつ。ヘンデルの洗練された華麗さとリヒターの持つ強固な構築性とがあいまって、スケール感のある堂々とした演奏に仕上がっている。バロック・ファン必聴の一枚だ。
制作・出演
アレクサンダー・ヤング / カール・リヒター / ニューバーグ・ハミルトン / ノーマ・プロクター / ヘレン・ドナート / ヘンデル / マーティナ・アーロヨ / ミュンヘン・バッハ管弦楽団 / ミュンヘン・バッハ管弦楽団・合唱団制作・出演
エッダ・モーザー / カール・リヒター / グルック / グンドゥラ・ヤノヴィッツ / ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ / ミュンヘン・バッハ合唱団 / ミュンヘン・バッハ管弦楽団クリティカルなウィーン版の楽譜により原典を尊重しながらも、リヒターの解釈はきわめてロマンティックだ。指揮の意図に沿ったフィッシャー=ディースカウの表情豊かな歌唱もオルフェオにみずみずしい生命を吹き込む。劇的緊張感に貫かれた崇高な演奏である。★
制作・出演
イギリス室内管弦楽団 / カール・リヒター / サー・チャールズ・マッケラス / ヘトヴィヒ・ビルグラム / マウリツ・ジレム / ミュンヘン・バッハ管弦楽団 / モーリス・アンドレ / ヴィヴィアーニ最高の音で楽しむために!
制作・出演
J.S.バッハ / カール・コルビンガー / カール・リヒター / ハンス=マルティン・リンデ / ピエール・ティボー / ヘルマン・バウマン / マンフレート・クレメント / ミュンヘン・バッハ管弦楽団 / ヴェルナー・マイエンドルフ制作・出演
J.S.バッハ / オーレル・ニコレ / カール・リヒター / ギュンター・ヘラー / ハンス=マルティン・リンデ / ハンスハインツ・シュネーベルガー / ヘトヴィヒ・ビルグラム / ミュンヘン・バッハ管弦楽団ドイツの名門テルデックに残された名盤が《テレフンケン・トレジャーズ》として廉価で再登場。第二次大戦後、バッハの権威として尊敬を集めたリヒターが残したモーツァルトの「レクイエム」。
名門テルデックに残された名盤が《テレフンケン・トレジャーズ》として廉価で再登場。第二次大戦後、バッハの権威といわれたリヒターが指揮したC.P.E.バッハやモーツァルトの交響曲。