制作・出演 : ミルト・ジャクソン
バラッズ&ブルースバラッズ&ブルース
元気なブルース・フィーリングあふれる演奏が特徴の“ソウル・マン”ミルト・ジャクソンの、そのはつらつぶりを濃縮した第1弾作品。弾けるような音の中にふと覗く渋さもまたいい。
サ・ヴァ・ベラ〜ディーヴァ達に捧ぐサ・ヴァ・ベラ〜ディーヴァ達に捧ぐ
ヴァイブの巨匠ジャクソンによる堂々たる作品。エッタ・ジョーンズが3曲にゲスト参加しているのをはじめ、このアルバムは過去の偉大なシンガーに捧げられている。お馴染みのレパートリーがジャクソン流のブルージーなサウンドの中で軽快に響く快作。
バーニン・イン・ザ・ウッドハウスバーニン・イン・ザ・ウッドハウス
ベテラン健在をアピールしたジャクソンによる御機嫌なアルバム。当時のジャズ・シーンを代表する若手を相手に、ヴァイブの巨匠がブルース・フィーリング丸出しで得意のマレットさばきを披露する。それに若手たちが真剣なプレイで応えている姿も清々しい。
プロフェット・スピークスプロフェット・スピークス
聴く度に驚かされるのが、この人のブルース感覚だ。まったく衰えていない。本作でも当時売りだし中だったジョシュア・レッドマンを迎え、じつにツボを押さえた安定感のある演奏を聴かせる。マンネリのようでマンネリでない、普遍的な魅力を感じさせるアルバムなのだ。
レヴァレンスレヴァレンス
本作は何とクインシー・ジョーンズの“クエスト”レーベルからのリリースだ。プロデュースはアンドレ・フィッシャー。といってもミルトのスタイルはなんら変わりなく、オーケストラをバックに、スウィンギーなソロを聴かせてくれている。