制作・出演 : ラスト・オータムズ・ドリーム
2003年にデビューしたヘヴィ・メタル・バンドの、ベーシスト交代後の2作目。ややハスキーな甘さもあるヴォーカルで、メロディもキャッチー。比較的ポップで親しみやすい演奏だ。美しいコーラスで始まるミディアム・ナンバー、マイケル・ボルトンのカヴァーもあり、多彩な曲が並ぶ。
2009年7月に亡くなったベース奏者、マルセル・ヤコブの声とソロがオープニングとなったハード・ロック・バンドのアルバム(7枚目)。新メンバーによる録音だが、引き続きキャッチーなメロディが光る楽曲が満載だ。またロイ・ウッド、チープ・トリックなどを独自にカヴァーしている。
スウェーデンのハード・ロック・バンドが放つ通算8作目、スタジオ録音のオリジナル・アルバムとしては6作目に当たる。「フローズン・フラワー」を筆頭に、彼らの特徴であるヒット性のあるメロディアスな作品が多く、珍しくニュー・イングランドの「ハロー,ハロー,ハロー」をカヴァーしている。
男性4人組メロディアス・ハード・ロック・バンドが2007年12月の5作目に続いてリリースしたのは、2007年9月のシュトゥットガルト公演のライヴ・アルバム。6月の来日公演直後の演奏からは、古典的ともいえるハード・ロックの魅力がたっぷりと伝わる。
元フェア・ウォーニングのアンディ・マレツェク(g)率いるバンドの5作目。ハード・ポップの要素もある叙情派メロディック・メタルは今作ではさらなる完成度を誇っており、アンディのドラマティックでテクニカルなギター・ソロも冴えわたっている。
シンガー・ソングライター、ミカエル・アーランドソンとフェア・ウォーニングのアンディ・マレツェクによるプロジェクト、ラスト・オータムズ・ドリームのベスト・アルバム。叙情的な旋律を魅力とする代表曲の数々が味わえる。
北欧メロディアス・ハード・ロック・バンドの4作目。前半をカラッとしたサウンドのダイナミックなナンバー、後半をウェットでドラマティックな得意の哀愁美メロ・ナンバー中心に構成。リズム隊のうねるプレイが楽曲に起伏を与え、作品全体に強力なグルーヴとして伝播。
元フェア・ウォーニングのアンディ・マレツェク率いるメロディック・メタル・バンドの3作目。カヴァー曲やリメイク、外部のソングライティングを採用するなど、良い曲への拘りが生んだアルバムの完成度は前作の比でなし。“美旋律の覇者”の名に恥じぬ傑作。
元フェア・ウォーニングのアンディ・マレツェク(g)が率いるバンドの2作目。さまざまに表情を変える歌と美旋律を配置した楽曲は、期待通りに安心感を与えてくれる。ただし、ラフな感触を残した音像は意外な方向性と言えそうだ。(6)はファンにはお馴染みの名曲。
ソロとして活躍するシンガー、ミカエル・アーランドソンが元フェア・ウォーニングのアンディ・マレツェク(g)と結成したユニットの1作目。流麗なキーボードとウェットなギターを配したエイジアを思わせるメロディアス・プログレ風力作だ。活動の継続に期待。