制作・出演 : ロス・ロボス
ザ・タウン・アンド・ザ・シティザ・タウン・アンド・ザ・シティ
ラテン・ロックの大御所、ロス・ロボス2年ぶりのオリジナル・アルバム。積極的なライヴ活動(2005年にはフジロックで来日)で培った勢いをそのまま録音スタジオに持ち込んだかのような熱い内容だ。30年以上の歴史を誇る彼らの“最新”代表作!
ザ・ライドザ・ライド
2年ぶりのアルバムだが、多彩なゲスト歌手陣を迎えていることもあり、いい意味での企画盤と言えるかも。(9)で登場するルベーン・ブラデスは、本人の近作を勘定に入れても出色の出来。続くリチャード・トンプソンがまた素晴らしく、ロック・バンドとしてのロボスのあり方もくっきり。★
ディス・タイムディス・タイム
前作『コロッサル・ヘッド』で全開していた実験性がこなれて、“ラテン的な哀愁をはらむアメリカ音楽”という独特なスタンスがますます明確に。ファンキーな(6)にはフェラ・クティの影響ものぞく。マーヴィン・ゲイをカヴァーした(12)が最も普通だった。★
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