制作・出演 : ロンドン交響楽団
制作・出演
イヴリン・リアー / エリザベート・ゼーダーシュトレーム / エルンスト・ヘフリガー / グレース・ホフマン / ゲルト・ニーンシュテット / ピエール・ブーレーズ / マーラー / ロンドン交響楽団 / ロンドン交響楽団合唱団1970年代にソニー・クラシカルに残したブーレーズのマーラー録音のすべてをまとめている。マーラー初録音となった「嘆きの歌」をはじめ、後年のブーレーズとは違った切れ味鋭い刺激に満ちたマーラーが聴ける。
制作・出演
LennoxMackenzie / アシュレイ・アールブックル / クラウディオ・アバド / ペルゴレーシ / マイケル・デイヴィス / マーガレット・マーシャル / ルチア・ヴァレンティーニ・テッラーニ / レスリー・ピアソン / ロンドン交響楽団アバドの2種ある録音のうち最初のもの。駄作がないといわれる古今の「スターバト・マーテル」中屈指の傑作といわれる、早世の作曲者の白鳥の歌で、アバドの静と動の見事な対比と2人の歌手の名唱が感動を誘う。
ゲルギエフのライヴ録音した全集からの1枚。7曲ある交響曲の中で最もポピュラーな2曲をカップリングしている。ゲルギエフの熱気にぴたりとついて行くロンドン響の優れた機能性が見事に合致した演奏だ。
アンスネス2度目の録音となる第3番を含めラフマニノフ全曲録音が完成。5年ぶりに果たされたパッパーノとの共演、入念なスタジオ録音、と条件も整えば、その出来栄えも想像されようが、実際はそれをも凌駕して美音極まる。サポートするLSOの秀逸さにHQディスク仕様も加わって、音質面でも好盤。★
制作・出演
アンナ・ラーション / エレーナ・モシュク / ズラータ・ブルイチェワ / ティフィン少年合唱団 / マーラー / ロンドン交響合唱団 / ロンドン交響合唱団女声合唱 / ロンドン交響楽団 / ワレリー・ゲルギエフ発売元
キングレコード株式会社ゲルギエフがロンドン響と進行中のマーラー交響曲全集(第5、9番は未録音)から、ゲルギエフらしい熱い演奏と、濃密な表現が堪能できる部分を抜粋したハイライト盤。マーラー入門にも最適のアルバムといえる。
五嶋みどり15歳の時の録音。とりわけパガニーニが素晴らしく、表情の付け方や間合い、ボーイング、指使い、いずれもすでに高度なテクニックを身に付けていることが分かる。彼女の本領発揮といったアルバムだ。
クレーメルの80年録音の2枚のアルバムをまとめたもの。彼の繊細さと過激さが同居した、尖鋭的な演奏が高い評価を得た。作品の隠れた魅力までをも引き出すクレーメルの天才ぶりが、遺憾なく発揮されている。
ソロ、オケともにきわめてメリハリくっきりと情が動く瞬間を際立たせた演奏である。節回しや身振りの謂ではない。フレーズや書法に潜む発火点を鋭敏にすくい取り、大胆に響きに映す。その即発のスリルは、ベートーヴェンの2楽章で不意討ちのように結実する。