制作・出演 : ローレンス・マラブル
オン・ヴァンテージ +2オン・ヴァンテージ +2
H.ホーズは1952年からの軍務で日本にも駐留しているが、このアルバムはその直前1951年の初リーダー作。初とはいえ、ここでの彼のプレイはダイナミックそのもの。そのアドリブはピアノ版パーカーと想起させるほどの迫力だ。一曲だけだがA.ペッパーが参加していることもアルバムの価値を上げている。
クレオパトラの夢 +4クレオパトラの夢 +4
西海岸のベテラン、フランク・ストラゼリが日本のジャズ・レーベルへ録音したバド・パウエル集。パウエルはストラゼリが敬愛してやまないピアニストだ。大半の曲はパウエルが全盛期に作曲したもの。どこか晩年のパウエルを思わせる枯れた演奏が興味深い。
イントロデューシングイントロデューシング
カール・パーキンスといえばロカビリーの神様として知られているが、こちらはピアニストのほう。29歳で亡くなったため作品はほとんど残されていないが、黒人によるウエスト・コースト・ジャズの隠れた名盤だ。
ザ・ベスト・オブ・クァルテット・ウェストザ・ベスト・オブ・クァルテット・ウェスト
制作・出演
アラン・ブロードベント / アーニー・ワッツ / シャーリー・ホーン / ステファン・グラッペリ / チャーリー・ヘイデン / ビリー・ヒギンズ / マレイ・アドラー / ローレンス・マラブルチャーリー・ヘイデンはベースの鬼才として知られる一方、自己のバンド“クァルテット・ウェスト”ではロマンティシズムあふれるジャズをくり広げる。そのバンドの6枚のアルバムから選曲したベスト盤。カヴァーの多い自作曲「ファースト・ソング」をはじめ、曲も演奏も素晴らしいものばかりだ。
イングルウッド・ジャムイングルウッド・ジャム
ベース奏者のババシンをリーダーとする1952年、カリフォルニアでのジャム・セッション。当時売り出し中のベイカーと、クリス、パーカーという人気アルト奏者二人が、同じステージ上で熱いバトルを展開している。歴史的および資料的価値も高い貴重なドキュメントだ。