制作・出演 : ヴェッセリーナ・カサロヴァ
制作・出演
アンドルー・レプリ・マイヤー / ウド・メールポール / ウルフ・シルマー / オッフェンバック / バイエルン放送合唱団 / ミュンヘン放送管弦楽団 / メリッサ・シッペン / ヴェッセリーナ・カサロヴァ情の振れ幅が大きく性格がくっきり際立つアリアを集め、カサロヴァの声の技術と広汎で豊かな表情をとっぷりと快感しようというCD。魅力の中心はカルメン。ホセを翻弄する濃艶で業の深いキャラクターを深々と強靭な声色でゾクと聴き惚れさせる。情動、濃い。
制作・出演
AnaLizOjeda / ClaudiaCombs / GuadalupeDelMoral / JunOkada / OliviaCenturioni / アラン・カーティス / イル・コンプレッソ・バロッコ / ヘンデル / ヴェッセリーナ・カサロヴァ制作・出演
イゾルデ・ミッテルナハト=ガイセンデルファー / ダンクワート・ジーゲル / バイエルン放送合唱団 / バルバラ・ミュラー / フリードリヒ・ハイダー / ヘンデル / ミヒャエル・グレーザー / ミュンヘン放送管弦楽団 / ヴェッセリーナ・カサロヴァ大型ソプラノとして期待されていたころの、2枚目のソロ・アルバム。「チェネレントラ」のコロラトゥーラのアリアから「フィガロの結婚」のケルビーノのアリアまで、カサロヴァの懐の深さをみせつけている。
制作・出演
アレクシア・ヴルガリドゥ / チャールズ・カストロノーヴォ / バイエルン放送合唱団 / ピンカス・スタインバーグ / ミュンヘン放送管弦楽団 / ヴェッセリーナ・カサロヴァ / ヴェロニク・ジャンス制作・出演
バルバラ・ラヴァリアン / ビゼー / ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ交響楽団 / ミリアム・ガウチ / ラモン・ヴァルガス / レオ・ヌッチ / ロベルト・フロンターリ / ヴィエコスラフ・シュテイ / ヴェッセリーナ・カサロヴァ制作・出演
アーサー・フェイゲン / エヴァ・メイ / バイエルン放送合唱団 / バルバラ・ラヴァリアン / フアン・ディエゴ・フローレス / ヘンリケ・パエデ / ミュンヘン放送管弦楽団 / モニカ・シュミット / ラモン・ヴァルガス / ロッシーニ / ヴェッセリーナ・カサロヴァ現代最高のロッシーニ歌いとして押しも押されもせぬ人気と実力を兼ね備えたカサロヴァ。絶妙な間の取り方で自在な歌唱を繰り広げるデュエットでも遺憾なく力量を発揮する。ヴァルガスとの丁々発止の切り結びが耳を奪う「タンクレーディ」など聴きどころ満載のCDである。
ブルガリア出身のカサロヴァが祖国の音楽を心をこめて歌っている。ブルガリアン・ヴォイスのようなコーラスとともに歌うカサロヴァは、いつものオペラの彼女とは随分違っている。これがカサロヴァの音楽的なルーツなのだろう。とても興味深い一枚だ。
制作・出演
アレッサンドラ・マルク / エリーザベト・ノルベルク=シュルツ / コリン・デイヴィス / シャロン・スウィート / バイエルン放送交響楽団 / ブラームス / ベン・ヘップナー / リャン・ニン / ヴェッセリーナ・カサロヴァ制作・出演
ウラディーミル・ユロフスキ / ウンベルト・チウンモ / クリストファー・シャルデンブランド / クリストフ・ゲンツ / ドーン・コトスキ / ベルリン・ドイツ交響楽団 / マスネ / ラモン・ヴァルガス / ヴェッセリーナ・カサロヴァ / ヴラディーミル・ユロウスキゲーテの原作にほぼ忠実だが、シャルロットに重きを置いたメロドラマ仕立てになっているところがマスネらしい。シャルロットのカサロヴァは、前半と後半の心の変化がなかなか見事だし、ウェルテルのヴァルガスも、近代人の苦悩を迫力をもって演じている。
バルトリとならぶ若手人気メゾソプラノのカサロヴァがフランス・オペラのアリアを録音。東欧系(ブルガリア出身)の少し翳りのあるメゾ。声に芯があり、声質はクリア。威力もある。ただ、デリラのアリアあたりはもう少し艶っぽくてもいいと思う。
次世代を担う実力と美貌を兼ね備えたメゾ・ソプラノ、ヴェッセリーナ・カサロヴァの作品。最も得意とするロッシーニのレパートリーからアリアとデュエットを集めた。