制作・出演 : 中牟礼貞則
ゲット・マイ・ウェイブゲット・マイ・ウェイブ
ソフト・ロック系バンドのヴォーカリストを夫に持つ宮崎正子のデビュー・アルバム。ステージでも歌っていたジャズやソウル系の名曲をライト&メロウにアレンジしてカヴァー。艶のある声を見事に生かしている。
オブシディアンオブシディアン
山下洋輔、中牟礼貞則を含むクインテットによる竹内の意欲作。全曲バスクラによる演奏は不思議な哀愁味を醸し出し、強い印象を聴くものに与える。とくにオリジナルの「オブリヴィオン」と山下の作品「クルディッシュ・ダンス」でこの楽器の魅力が発揮される。心に残る魅力的な一枚だ。
昭和アーカイブス Jazz Series::ライナー・ノート昭和アーカイブス Jazz Series::ライナー・ノート
発売元
日本コロムビア株式会社67年録音。スタンダードをボサ・ノヴァで、マイルス・デイヴィス、ハービー・ハンコック、ジョン・コルトレーンら60年代主流ジャズの楽曲をストレートに取り上げた、時代に即した内容。若手を率いるリーダー猪俣猛のヴァイタルな魅力あふれる一枚。
GentlethreeGentlethree
かつて国分寺にあったライヴ・ハウスで人気を博した、稲葉国光、中牟礼貞則、小原哲次郎のトリオが、四半世紀前の熱気あふれるセッションを再現すべく集合。温かみのある演奏から、ジャズをこよなく愛して上手に年を重ねてきたジェントルマン三人の人柄が伝わってくる。
バイ・マイセルフ・アローン+2バイ・マイセルフ・アローン+2
本作の“空間を生かしたヴォーカルの録音方法”は25年以上を経てリバイバルした。74年の2回目の来日を捉えたバートンの歌は若々しく新鮮さに満ちている。別テイクと未発表曲を追加収録、心に沁みる、分かりやすい発音と親しみやすい歌声は不滅だ。
バイ・マイセルフ・アローン+2バイ・マイセルフ・アローン+2
74年の2度目の来日時に東京で収録された作品。この軽妙なニュアンスはやはりバートンならではのもの。聴き手を威圧するような歌い方は決してしないのに、心に訴えかけてくるものが大きい。佐藤允彦をはじめ日本人ミュージャンがタイトに好演している。