制作・出演 : 佐渡裕
佐渡裕の情熱的かつダイナミックな指揮で聴衆を魅了したウィーン楽友協会での演奏会の模様をライヴ収録。 神秘的な雰囲気が支配する「夜曲」と華やかなフィナーレ、軽快なワルツにマーチ、深い悲しみを湛えた旋律など、 この交響曲が持つ多様性を、佐渡裕は細部にこだわりつつ感情豊かに表現してゆきます。 多様な楽器が巧みに組み合わされたマーラーならではのオーケストレーションが生み出す豊かな音色を、 迫力のある演奏で楽しめる名盤です。
吹奏楽史上に燦然と輝く傑作バーンズの交響曲第3番を佐渡裕指揮シエナ・ウインド・オーケストラが熱い想いを込めてセッション・レコーディング! 亡き愛娘を偲びつつ、未来への希望が美しいメロディと吹奏楽ならではの荘厳な響きを生かしてドラマティックに描かれたこの交響曲。 この曲に深い感銘を受けた佐渡裕の全身全霊の指揮に、シエナ・ウインド・オーケストラが全力で応えた名演名盤の誕生です。
後期ロマン派を代表する大曲、ブルックナー交響曲第8番。 佐渡は熱き想いを幾重にも行間に織り込ませ、重厚なるブルックナーの神々しき世界観を見事に描いていきます。 天上へと美しい響きを奏でる弦楽器、官能的で濃密な響きを聞かせる木管群、力強く重厚な和声感を浮き立たせる金管群。 これら全ての音がロマンティシズム溢れる美しい響きを創り上げます。 佐渡とトーンキュンストラー管の強い信頼関係によって描かれた壮大なブルックナーの大作を、 初演が行われたウィーン楽友協会大ホールの響きでお楽しみください。
互いに気心知れた間柄で知られる佐渡裕と辻井伸行による待望の《ピアノ協奏曲ト長調》。 緊張感あふれるスリリングな演奏をウィーン楽友協会でライヴ収録。 また、ラヴェルの管弦楽曲の中でもポピュラーな《亡き王女のためのパヴァーヌ》、《ボレロ》、 《「ダフニスとクロエ」第2組曲》と、さらに現地公演で辻井がアンコール演奏した《月の光》も収録された、 1枚で協奏曲、管弦楽曲、合唱曲、ピアノ・ソロ曲が楽しめるお得なアルバムです。
制作・出演
ウィーン少年合唱団 / ウィーン楽友協会合唱団 / ゲラルト・ヴィルト / トーンキュンストラー管弦楽団 / ヨハネス・プリンツ / 佐渡裕 / 佐渡裕指揮トーンキュンストラー管弦楽団 / 庄司紗矢香《カディッシュ》は、フル・オーケストラに合唱、少年合唱、ソプラノ独唱と語り手が加わる大規模な編成で、 歌詞も神と人間との関係を問う深遠な内容。バーンスタインの、作曲家のみならず思想家としての集大成とも言うべき壮大な作品です。 佐渡裕はこの作品を得意としており、欧米の主要オーケストラへの客演で高く評価されています。 ドイツ語訳のテキストによる世界初録音で、壮大な音楽と聴衆の深い感動が伝わります。 カップリングの《セレナード》は古代ギリシア哲学を音で描いた作品で、 庄司沙矢香の超絶技巧に支えられた知的なアプローチは最高のはまり役と言えましょう。
メシアンの代表作「トゥーランガリラ交響曲」は、20世紀音楽の最高傑作のひとつに数えられています。 その評価を決定づけた初演を指揮したのがバーンスタインでした。 佐渡裕とトーンキュンストラー管弦楽団は2017年にムジークフェラインでの定期公演においてこの曲に挑戦し、 熱気と色彩感に満ちた演奏によって満場の喝采を浴びました。そのライヴ録音がここに登場します。
佐渡裕のブルックナー初録音となった第4番≪ロマンティック≫に続く第2作はブルックナーの絶筆第9番。 峻厳にそびえ立つ冬のアルプスを思わせる厳しくも美しい音楽がムジークフェラインに響き渡り、消えてゆく… その後の深い沈黙から笙の響きが立ち上り武満徹の音楽が始まる瞬間には息を呑む。選曲の妙と素晴らしい演奏とが相まった、聞き映えのする一枚。
<収録内容> シベリウス:交響曲 第2番 ニ長調 作品43 01. 第1楽章 Allegretto 02. 第2楽章 Tempo andante ma rubato 03. 第3楽章 Vivacissimo – Lento e suave 04. 第4楽章 Finale. Allegro moderato 05. シベリウス:交響詩《フィンランディア》作品26 佐渡裕指揮 トーンキュンストラー管弦楽団 [録音] [1]-[4]2016年10月15日ー17日、ウィーン、ムジークフェラインザール(ライヴ収録) [5] 2016年10月4日、オーストリア、ニーダーエスターライヒ州グラフェネック
<収録内容> 01. 第1楽章 Bewegt, nicht zu schnell 02. 第2楽章 Andante quasi Allegretto 03. 第3楽章 Scherzo. Bewegt - Trio. Nicht zu schnell, keinesfalls schleppend 4. 第4楽章 Finale. Bewegt, doch nicht zu schnell
日本を代表する世界的アーティストの名盤がごっそり集結! まさに究極! メディア掲載レビューほか 邦人演奏家・オーケストラを主体とした“ベスト100”シリーズ。本作は、佐渡裕指揮、シュトゥットガルト放送交響楽団の演奏による、マーラーの交響曲第5番をライヴ収録したアルバム(2001年10月録音)。 <収録内容> 1. 交響曲第5番 嬰ハ短調 第1楽章:葬送行進曲 荘重な歩みで 2. 交響曲第5番 嬰ハ短調 第2楽章:嵐のように激動して。きわめて激しく 3. 交響曲第5番 嬰ハ短調 第3楽章:スケルツォ 力強く、速過ぎずに 4. 交響曲第5番 嬰ハ短調 第4楽章:アダージェット とてもゆっくりと 5. 交響曲第5番 嬰ハ短調 第5楽章:ロンド=フィーナーレ アレグロ~アレグロ・ジョコーソ いきいきと