制作・出演 : 加藤いづみ
フェイバリットフェイバリット
可憐なハスキー・ヴォイス(!?)でCMや番組ナレーションでも活躍している加藤いづみのカヴァー集。全13曲、この曲を選んできたか、と意表をつく選曲の妙も楽しめる。ドラムレスの編成だが、高橋研と狩野良明のアコギがいい味で、彼女の唄を引き立てている。
今日までの私、明日からの君今日までの私、明日からの君
デビュー・アルバムを担った高橋研がプロデュースした16枚目のアルバム。テーマは原点回帰。彼女の魅力はその声にある。今回は、それを最大限に生かしたサウンドだ。ライヴ収録もスタジオ収録も、加藤の息づかいまで感じる臨場感がある。ゆったりと午後のひと時に聴きたくなる一枚。
SlowSlow
歌声の甘み、清涼感ともに健在な彼女の通算15作目。おなじみ高橋研のプロデュースで、行き急ぐ世間にペースを乱されることなく、タイトルそのままのゆったりとした世界を築いてみせている。スロー・ライフ派のためのラブ・ソング(6)など、滋味なる良曲多数。
Izumi - Singles and More 2 -Izumi - Singles and More 2 -
女の子の切ない心情を唄わせたら随一のシンガー、加藤いづみのシングル・コレクション第2弾。95年以降に発表したシングルとカップリング曲の他、自作の(1)や小田和正が書き下ろした(3)などアルバム初収録の4曲を収録した豪華盤だ。まさにベストな一枚。
romeoromeo
オリジナル・アルバムとしては約4年半ぶりとなる9作目。大ヒット曲「好きになって、よかった」での瑞々しい歌声はそのままに、自作曲(7)をはじめさまざまな恋愛模様を鮮やかに唄う。デビュー・アルバム以来の付き合いである高橋研がプロデュースを担当。
spring-a-ring-a-ringspring-a-ring-a-ring
ファンタスティックなジャケ……中身は一体どんな風と思わせる。デビュー以来の支えの一人、上田エンジをはじめ、曲作りには中西俊博(ストリングスも担当)、黒沢健一、栗原淳らが参加。クリアで細いヴォーカルの魅力がぐっと引き出された仕上がりだ。