制作・出演 : 日野皓正
70年代、モダン・ジャズ・シーンの流れをウッディ・ショウとともに変えたカーター・ジェファーソン。記念すべきデビュー作であり、豪華なミュージシャンが結集した密度の高い人気アルバム。
全曲、さまざまなトランペット奏者が愛したナンバーを日野が熱く歌い上げる、ワンホーンのストレートアヘッドなジャズ・アルバム。ロマンティックなナンバーの数々は、ジャズの入門編にも最適。
70年代日本ジャズ界をかけぬけた日野の集大成的アルバム。ソニーへの移籍が決定し、旧譜をマスター・サウンド化。「ホライズン」などの名曲がクリアなサウンドになって今甦る。
82年発表。時流に乗りながらも、ジャズの格好良さを忘れない日野の魅力をポップな側面から抽出した作品。当てはまる言葉を並べると、ファンキーでミステリアス、そしてコンテンポラリー。
コルネットからメキシコの土笛、はてはヴォーカル?に至るまで吹き歌いまくるヒノテルの話題作。自らが気の合ったミュージシャンを集めてプロデュース。完成度の高さに加えて音楽を作る楽しさが聴ける。
ヒノテル久々の4ビート。大スタンダード8曲に、ヒノテル初期の作品1曲を佐藤允彦のアレンジでつづったバラード集。ストリングスの多用と、唄うドラマー、グラディ・テイトのヴォーカル2曲も素晴らしく、ベテランのバックに乗せてペットが鮮やかに輝く。
日野皓正がNYから送って来た作品だ。約半数は日野皓正のオリジナルだが、フィリップ・セスのスピード感のある編曲が独得の雰囲気を加えており、さらにカレン・ノヴィエが歌うヴォーカル曲も入っており、ヒット入りを意識した今後が楽しみな一枚だ。
伝説の女性シンガーのR&Bベスト。スティーヴィー・ワンダーやロバータ・フラック、そしてヘッドハンターズなどのヒット曲を収録。タイトルどおりエモーショナルで、ダンサブルな曲ばかり。30年近く経った今もとても新鮮でイキイキと息づいている貴重な作品群だ。