制作・出演 : 栗コーダーカルテット
ベスト盤と銘打ちつつ、5曲もの新録音(わずか30秒の曲もあるけど…)やサントラからの楽曲が含まれた、お得感ある一枚。手作り感あふれる目玉トラック「小組曲「ピタゴラスイッチ」」をはじめ、楽譜集第2弾との連動曲も多く、ファンはぜひ楽譜も入手されたい。なお、新曲「亡き王女のためのパヴァーヌ」に過大な期待? はしないでね。
栗コーダーのちょっと淋しくて懐かしい音風景は、ライヴの一期一会感覚と相性抜群だと思う。何となくハジけきらない大人しーい拍手も、客席のムードを感じさせてリアル。歌もの中心の構成もあり、彼らのルーツである“たま”のことまでも思い出させてくれる一枚。
目下絶好調の彼ら。だからこそ、いつものように自然体のアルバムができあがった。リコーダーが伸び伸びと活躍しており、おなじみのニコニコ系楽曲の中、3、6、11曲目の甲乙つけがたいしみじみ系が実にイイ。メンバー総出演(たぶん)による「何これ」的クリップもイイ味。★
97年に発表されたクリスマス・アルバムの約9年ぶりとなる続編作品。長い活動期間にも関わらず通算4枚目となる本作は、若干ポップス寄りの選曲となった。リラックスして聴ける定番曲を多数収録する。
音楽に国境はなく、楽器に限界はないと言える一枚。栗原正己をはじめとする4人組がリコーダーやウクレレなどを駆使して、モーツァルトからビートルズ、クイーン、さらには映画・テレビ関連の楽曲までを愛らしく、ほのぼのとカヴァー。その温かさに癒される。
栗原正己、川口義之、近藤研二、関島岳郎の4人によるユニークなリコーダーカルテット、栗コーダーカルテットの10周年2枚組記念アルバム。吉祥寺MANDA-LAでのライヴを収録。彼らのオリジナル、カヴァーなど20曲余りをしっとり、ゆったりとした気分で満喫できる。★
栗コーダーカルテットが贈るクリスマス・アルバム。寒い夜、リコーダーの音色が気持ちを暖か〜くしてくれる。クリスマス好きの栗コーダーが選びに選んだ、素敵な14曲入り。