制作・出演 : NHK交響楽団
ほんの僅かの共演でたちまち楽員の篤い支持を受け、名誉指揮者就任後に急死してしまったカイルベルト。これはそのN響との68年のライヴでありよきメモリアル。多少の野暮ったさや古めかしさはあるが、それもカイルベルトの魅力。質実剛健な温かさがいい。
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日本コロムビア株式会社「ノヴェンバー・ステップス」や「ラプソディ」など日本が世界に誇る管弦楽名曲をまとめて収録。デンオンやスプラフォンなどの名盤を集めた《ザ・クラシック1000》の1枚。
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キングレコード株式会社いくぶんゆったりとしたテンポで濃密に歌わせ、すさまじいアタックでたたみかける。比較的淡泊な演奏のN響が、スヴェトラーノフのタクトにグイグイと引きずられ、これほど濃厚な表現をするのか。あらためてスヴェトラーノフの力量を思い知らされる。
N響からこれだけ厚みのある音響と彫りの深い表現を引き出した指揮者はかつてあっただろうか? オケの奏者一人ひとりの熱のこもった表現や、一体化したアンサンブルの気迫がヒシと伝わる。スヴェトラーノフの強力な牽引力を痛感させる濃密にして感動的なブラームスだ。
チャイコフスキーの音楽がどうのこうのと言う前に、このように隈なくオケを掌握し、驚異的な精度で鳴らすことができ、そして楽員を自然に音楽に熱中させる。こんなことが可能というだけでも、あまたの指揮者とは格が違うことを感じさせる。驚いた!★
NHK交響楽団の伝説的ライヴのCD化。巨匠アンセルメが64年に客演した際に残した録音。ストラヴィンスキーやドビュッシーなどアンセルメの十八番とも言えるレパートリーを収録。
NHK交響楽団の伝説的ライヴのCD化。63年にフランスの名指揮者マルティノンがN響へ再登場し、「ボレロ」「マ・メール・ロワ」「ダフニスとクロエ」第2組曲など得意のラヴェルを披露。
NHK交響楽団の伝説的ライヴのCD化。フランスの名指揮者マルティノンが53年に初来日したときの幻想交響曲と牧神の午後への前奏曲。戦後間もない頃のN響の実力を知る貴重盤。
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キングレコード株式会社NHK交響楽団の伝説的ライヴのCD化。バンベルク交響楽団の首席指揮者を長く務めたドイツの名指揮者カイルベルトは、N響の名誉指揮者でもあった。N響との歴史的な「第9」。
NHK交響楽団の伝説的ライヴのCD化。ウクライナ出身の鬼才マルケヴィチが83年にN響に客演した際の「悲愴」。マルケヴィチが亡くなる2ヵ月前の貴重な録音でもある。
NHK交響楽団の伝説的ライヴのCD化。ウィーン・フィルのニューイヤー・コンサートでお馴染みだったボスコフスキーがN響に客演したときの録音。シュトラウスのワルツが満喫できる。