ジャンル : J-POP > フォーク・ニューミュージック
GRANOLAGRANOLA
万年少女、矢野顕子の1年9ケ月ぶりのオリジナル・アルバム。年齢を超越したヴォイスや童話チックな詞の世界は好き嫌いもあるだろうが、何故かツンと鼻をつくほどに懐かしく心地良い。彼女が「音楽は美しい力」と唱えれば素直に納得してしまいそうだ。
WELCOME BACKWELCOME BACK
ほんとうにスケールが大きいなあ。相手の胸のシワ具合いを無意識のうちに白日の下にさらけ出させてしまうような楽しさと恐しさがアッケラカンと同居している。言葉と肉体の関係について改めて考えさせられた。ピアニスト矢野顕子の魅力もたっぷりと。
WOMAN FROM TOKYOWOMAN FROM TOKYO
やっぱり1曲くらい露骨な×××ソングを入れて欲しいと思う俺は単なる即物オヤジか? 林哲司とのデュエット、(2)といい、いにしえの名曲カヴァーの(1)といい、余裕ってヤツですか? 直接、間接はともかくエロス度はそこそこ。それでいいのかC.C.!?
THE BESTTHE BEST
現在はグリーンカードも取ってハワイ永住中の杉山清貴。バップ時代のベスト。やっぱり、カキ氷やハイレグとともに夏の季節モノということなんでしょうか。モロな夏物って(3)と(7)ぐらいなんですけどね。職人芸としてのリゾート系シティ・ポップスを感じる。
シングルコレクション1983〜1985シングルコレクション1983〜1985
永住権をとってハワイの住人となり、仕事は来日してまとめて片づけるという今の杉山清貴の作品とは、明らかに風景が違う昔の曲たちよ。湘南あたりのちょっと汚れた海辺で戯れる地元私大の学生たちの恋愛ごっこみたいなシチュエーションがリアルだった。