ジャンル : ロック・ポップス > ハードロック・ヘヴィメタル
ジャーマン・メタル・バンドのレイジの現ドラマーであるヴァシリオス“ラッキー”マニアトプロスがシンガーを務め、 元レイジ、現レフュージのクリス・エフティミディス (ドラムス) を擁するトライ・ステイト・コーナーが、4作目のアルバム『ヒーロー』を引っ提げ日本デビュー! ギリシャの民族楽器ブズーキをフィーチュアしたヘヴィかつ叙情性に溢れたメロディックな音楽でメタル・シーンに新風を巻き起こす! 友人同士だったギリシャ人のラッキー (ヴォーカル)、クリス (ドラムス)、イオアニス (ブズーキ、ヴォーカル)が中心となって2004年に結成された トライ・ステイト・コーナー。当初は違う名前だったが、その後、メンバー・チェンジを経て、ブラット (ギター、バッキング・ヴォーカル)、 ポーランド人のマルクス (ベース)が加わり、バンド名を変更。2007年に1st EP『CHANGES』でデビューを果たす。この作品でマイナー調のヴォーカル・メロディを 軸にしたハード・ロックにブズーキを絡めた音楽を展開した彼らは、続く1stアルバム『ELA NA THIS』(2009年)では、全体的にパワフルかつヘヴィなサウンドとなり、 哀愁に溢れたメロディや、ブズーキによるギリシャの民俗音楽的なテイストをより強く打ち出すなど、バンドとしての個性を明確にさせることに成功する。 さらに2ndアルバム『HISTORIA』(2011年)ではヴォーカル・メロディに磨きがかかり、ブズーキもより効果的に取り入れることで、楽曲に深みを与えると、 続く3rdアルバム『HOME』(2014年)でもブズーキが存在感を放った楽曲を数多く収録し、メロウなナンバーも配するなど、歌心に溢れた作品に仕上がっていた。 こうしてアルバムをリリースする中、これまで450回を超えるライヴを行ない、ヨーロッパではライヴ・バンドとしても定着している彼らが、 4年ぶりに発表したのがこの『ヒーロー』である。ギターのサウンドに重厚感が生まれ、ヘヴィなナンバーからアコースティック・ギターを使った メロウな曲まで充実した内容になったこの作品は、ラッキーがエモーショナルに歌う叙情性のあるヴォーカル・メロディが実に印象的で、 心に響くような味わい深い楽曲が並んでいる。バンジョーにも似たブズーキのサウンドが楽曲に哀愁を与えるだけでなく、スリリングに展開するソロ・パートもあり、 ブズーキの魅力を存分に発揮した作品に仕上がったと言える。 また、来年2月に行われるレフュージの来日公演にスペシャル・ゲストとして出演することも決定し、ますます注目が集まることは間違いないだろう。 【メンバー】 ヴァシリオス“ラッキー”マニアトプロス (ヴォーカル) クリス・エフティミアディス (ドラムス) イオアニス (ブズーキ、ヴォーカル) ブラット (ギター、バッキング・ヴォーカル) マルクス (ベース)
デストラクションのシュミーアがバックアップするスイス産女性5人組メタル・バンド、バーニング・ウィッチーズが2ndアルバムをリリース! パワフルな歌唱を武器にした男勝りのメロディックなパワー・メタル・チューンを満載した力作がここに完成! スイスのヘヴィ・メタル・バンドATLAS & AXISのメンバーだったロマーナ(ギター)が中心となってバーニング・ウィッチーズが結成されたのは2015年のこと。 メンバーはロマーナの友人のジェイ(ベース)、ATLAS & AXISのファンだったという元RIZONのセレイナ(ヴォーカル)、ロマーナが音楽大学に 通っていた時からの知人のアリア(ギター)、ネットを通じて見つけたララ(ドラム)の5人。 ロマーナが以前から知り合いだったデストラクションのシュミーアがプロデュースを務めるかたちで2016年にデモを制作した彼女たちは、 翌2017年にそのシュミーアとV.O.パルヴァー(デストラクション、プロ・ペイン他)の共同プロデュースにより、アルバム『バーニング・ウィッチーズ』でデビューを果たす。 アルバムの音楽性はオールド・スクールのヘヴィ・メタル・テイストを取り入れたパワー・メタルという印象で、ジューダス・プリーストや 80年代のヨーロッパの正統派メタル・バンドからの影響を取り入れつつ、現代的な激しさも盛り込んだ楽曲が並んでいた。 アルバム・リリース後、スイス以外にもドイツ、オーストリアなどでライヴを行なったバンドは新たにドイツの“Nuclear Blast”と契約。 今回、完成したのがこの2ndアルバムの『ヘクセンハンマー』である。 アリアが脱退したため、新たにデス・メタル・バンドのECOCIDEやSHADE OF HATREDでベースをプレイしていたソニアをギタリストとして迎えて制作したこのアルバムは、 疾走系のパワー・メタル・チューンやスラッシュ・メタル風のアプローチを取り入れた曲、重厚なミドル・チューンなど、勇ましさを感じさせる楽曲が並んでおり、 ディオの「ホーリィ・ダイヴァー」のカヴァーも収録。バトル・ビーストのノーラ・ロウヒモを思わせるセレイナのパワフルな歌唱、ツイン・ギターを武器にした曲展開など、 どの曲もヘヴィ・メタルの醍醐味に溢れており、バンドの急成長ぶりを示した作品に仕上がっている。 【メンバー】 セレイナ(ヴォーカル) ロマーナ(ギター) ソニア (ギター) ジェイ (ベース) ララ(ドラム)