音楽むすび | ジャンル : ロック・ポップス > ハードロック・ヘヴィメタル

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トーテンリチュアル〜屍骸典礼トーテンリチュアル〜屍骸典礼

音楽の都は地獄の都と化す!モーツァルト生誕から260年、同じオーストリア・ザルツブルク出身のブラックンド・デス・メタルの魔王、 ベルフェゴールが新たなる教典で再臨を果たす!約3年ぶり11thアルバム『トーテンリチュアル〜屍骸典礼』リリース決定! 1991年に異才ヘルムート(ギター、ヴォーカル)によってザルツブルクで結成、邪悪でエクストリームなブラックンド・デス・メタルに 悪魔・死・流血・狂気・地獄・ゾンビなどの歌詞を乗せたブルータルな世界観を提示してきたベルフェゴールは、アンダーグラウンド・メタル界を 震撼させてきた。『コンジュアリング・ザ・デッド〜屍者召喚』(2014)発表後に『ラウド・パーク14』で日本初上陸を果たした彼らの凄絶な ライヴ・パフォーマンスは場内を騒然とさせ、早くも翌2015年5月に再来日が実現。ブルータルな演奏と白塗り・血まみれのステージ・パフォーマンスは 阿鼻叫喚の坩堝となった。作品ごとに殺傷力を増してきたベルフェゴールの音楽だが、約3年ぶりとなる新作(通算11作目)『トーテンリチュアル〜屍骸典礼』は 現時点での最終進化形といえる出来映え。ヘルムートが呪詛を込めたヴォーカル、そして憤怒のリフとテクニカル・プレイを兼ね備えたギターで襲撃をかけ、 相棒のセルペントが重低音ベースで脳髄を攪拌する。正式メンバーは2人だが、ストリームス・オブ・ブラッドやパンツァークライストなどで 知られるサイモン“ブラッドハンマー”シリングのブラスト・ビートを交えたドラムスは精神的・肉体的に多大なダメージを及ぼすものだ。 山羊頭の異端神バフォメットを描いた「邪神バフォメット」から魔のサバトは始まる。そのバイオリンの技術を得るために悪魔に魂を売ったという ニコロ・パガニーニに捧げる「悪魔の末裔」、断末魔のうめき声で終わるラスト「屍骸典礼」まで、全編を瘴気が噴き出しっぱなしの本作は、 中世の黒死病(ペスト)のように世界へと蔓延していくだろう。 アルバムはオーストリアとドイツでレコーディング、そしてデス・メタルの聖地フロリダのオーディオハマー・スタジオでミックス。 ディーサイドやトリヴィアムなどが使っていたスタジオでの作業によって、聴くたびに死を予期させるリアルな音作りを得ている。 アルバムのジャケット・アートワークを手がけるのはセプティックフレッシュのメンバーでもあるセス・シロ・アントンだ。醜悪を極めるあまり 美しくすらあるアートは、バンドの音楽世界を見事にヴィジュアル化している。 ベルフェゴールの地獄の陥穽、一度堕ちたら抜け出ることは不可能だ。 【メンバー】 ヘルムート(ヴォーカル/ギター) セルペント(ベース)

トゥー・パストゥー・パス

フィンランドのヴァイキング戦士集団、エンシフェルムが待望のニュー・アルバム『トゥー・パス』をリリース! 鍵盤奏者を交代し、ニュー・ラインナップでの第1弾となった本作を引っ提げ、エンシフェルムの新たなる進軍が始まる…!! '95年にフィンランドの首都ヘルシンキで結成されたENSIFERUMは、勇壮なるフォーク・テイストをまとったメロディック・デス・メタルの5人組。 そのバンド名は、ラテン語で“帯剣”、あるいは“剣士”を意味するという。当初はツイン・ギター(一方がヴォーカルを兼任)の4人組だったが、 '01年にアルバム『ENSIFERUM』でデビューを飾った直後にキーボード奏者を加えて5人組となり、以降、メンバー・チェンジを重ねながらも その編成を守り続けている。ちなみに、初期のシンガーは現WINTERSUNのヤリ・マーエンパーで、彼はセカンド『IRON』('04)のレコーディング完了後に脱退。 その後任には、当時NORTHERのメンバーだったペトリ・リンドロスが迎えられた。 そうして、サード『VICTORY SONGS』('07)以降、『FROM AFAR』('09)、『UNSUNG HEROES』('12)、『ONE MAN ARMY』('15)とアルバムを 重ねていった彼等が(その他にライヴDVDやEP、ベスト盤などもリリース)、何度かのメンバー・チェンジを乗り越え、今年完成させたのが通算7作目となる 『TWO PATHS』である。現バンド・ラインナップは、ペトリ(g,vo)、唯一のオリジナル・メンバーであるマルクス・トイヴォネン(g,vo)以下、 サミ・ヒンカ(b,vo)、ヤンネ・パルヴィアイネン(ds)、ネッタ・スコグ(acc)という5名。鍵盤奏者は常に女性というこれまでの伝統(?)に則って '16年に加入したネッタは、元TURISASのメンバーで、ENSIFERUMにとっては初のアコーディオン奏者だ。デジタル・アコーディオンを操る彼女は、 今回そのズバ抜けたスキルとセンスを新天地で遺憾なく発揮したという。 これまで通り、シンフォニックで、フォーキーで、激烈で、エピックで、劇的にして壮麗な独自サウンドが詰め込まれた『TWO PATHS』は、 ライヴ・サウンドをスタジオで捉えるという前作の手法を踏襲しながらも、さらに一歩前進を遂げている。よりオーガニックな仕上がりを目指し、 アナログ・レコーディングが敢行され、バンドはクリックを使わずに演奏したという。その結果、初期作に通じる躍動感と疾走感がアルバム全編に亘ることとなった。 プロデューサーを務めたのは、前作と同じくアンシ・キッポ。これまでにCHILDREN OF BODOM、KALMAH、NORTHERなどを手掛けてきた、 言わばメロディック・デス・メタルのエキスパートとのコラボが、最高の結果を生んだのは言うまでもないだろう。 【メンバー】 ペトリ・リンドロス(ヴォーカル/ギター) マルクス・トイヴォネン(ギター/ヴォーカル) サミ・ヒンカ(ベース/ヴォーカル) ヤンネ・パルヴィアイネン(ドラムス) ネッタ・スコグ(デジタル・アコーディオン/バッキング・ヴォーカル)

レジェンズ・オブ・ザ・シャイアーズレジェンズ・オブ・ザ・シャイアーズ

英国プログレッシヴ・メタル、スレッショルドにグリン・モーガン(vo)が約20年ぶりに復帰! 英国ロックの深い森を感じさせる重厚かつドラマティックに彩られた11thアルバム『レジェンズ・オブ・ザ・シャイアーズ』! 2017年、彼らがプログレッシヴ・メタルの未来を照らす! 1970年代にかけて隆盛を誇った英国のプログレッシヴ・ロックは、現在でも様々な形で伝統が受け継がれている。 80年代に入ると英国では、アンダーグラウンド・シーンではブリティッシュ・ネオ・プログレッシヴ・ロックと呼ばれるバンドが数多く登場しており、 一部のバンドが局地的に人気を集めていた。イギリスの南東部に位置するサリーという街で、スレッショルドが結成されたのは1988年のことだった。 カール・グルーム(g)を中心に、ジョン・ジェアリー(vo)、ニック・ミッドソン(g)、トニー・グリンハム(ds)というメンバーでスタート。 92年にLANDMARQやTHE BUTTON FACTORYで活動していたダミアン・ウィルソン(vo)が加入、ジョンがベースに交代し、リチャード・ウェスト(key)を 迎えた6人体制で制作されたアルバム『WOUNDED LAND』でデビューを果たした。 ダミアンの切なく雰囲気のある歌は評価が高かったが、アルバムのリリース後に脱退。新たなメンバーにグリン・モーガン(vo)を迎えた。 彼はアイアン・メイデンのブルース・ディッキンソン後任オーディションで最終選考まで残ったという人物で、その実力は疑う余地もなかった。 そして制作されたセカンド・アルバム『PYCHEDELICATESSEN』を94年にリリース。 翌年、ドラマーをジェイ・ミッチッチに交代しライヴ・アルバム『LIVEDELICA』を発表。この直後、グリンとジェイは脱退し、MINDFEEDを結成する。 この後、97年のサード・アルバム『EXTINCT INSTINCT』でダミアンが電撃復帰し、リリース後に再度脱退。ヴォーカリストに独のメタル・バンド、 SARGANT FURYのアンドリュー“マック”マクデルモットを迎え4作目『CLONE』(1998年)をリリース。 その直後に世界最大級のメタル・フェス“WACKEN OPEN AIR”への出演も果たし、欧州での知名度もさらに上昇する。 2003年の7作目『SUBSURFACE』はドイツのナショナル・チャート最高66位を記録。これはプログレッシヴ・ロックの作品としては異例の出来事であり、 この評判からドイツのレーベルNUCLEAR BLASTとの契約が成立する。8作目『DEAD RECKONING』はドイツのナショナル・チャートで64位、 イギリスのロック・チャートでは37位となる。それまでメンバー・チェンジは度々行われていたが、2007年にはヴォーカリストのアンディが 体調不良のため脱退、ダミアンがまたもや電撃復帰する。精力的にライヴ活動を行っていく中、2011年にアンディが腎不全のため死去するという 悲報が届いた。しかし悲しみを乗り越え、2012年に9作目『March of Progress』、2014年に『For the Journey』をリリース。 ヨーロッパ各国でチャートインを果たしている。このバンドの魅力は、メタリックで重厚なツイン・ギター、シンフォニックなアレンジの キーボード・サウンド、そしてヴォーカルのキャッチー・メロディ・ラインにある。適度にヘヴィで耳障りが良いサウンドも人気の要因である。 そして11枚目の新作『レジェンズ・オブ・ザ・シャイアーズ』の登場だ。2017年3月にバンドはダミアンの脱退を発表。 それは円満的なものだったのだが、同時に 1996 年に脱退したグリン・モーガンの約 20 年ぶりの復帰も発表され、ファンを大いに喜ばせた。 今作でも英国ロックの深い森を感じさせる重厚かつドラマティックに彩られた作風は健在で、長尺の曲でも聴き心地が良く、随所で見られるアレンジの 構築センスに再び魅了されるだろう。当然、実力者であるグリンの歌には何の問題もなく、バンドの方向性にも一切の迷いはない。 2017年、スレッショルドがプログレッシヴ・メタルの未来を照らす。 【メンバー】 グリン・モーガン(ヴォーカル) カール・グルーム(ギター) リチャード・ウェスト(キーボード) スティーヴ・アンダーソン(ベース) ヨハン・ジェームス(ドラムス)

ザ・ブラザーフッドザ・ブラザーフッド

2016年にドッケンに復帰して来日公演を行い話題となったジョージ・リンチが自己のバンド、リンチ・モブを率いて約2年ぶりにアルバムをリリース! 90年代初頭の彼らを思い出させるようなブルージーでグルーヴィーなハード・ロック・ナンバー満載! ジョージの妖艶なギター・プレイも健在だ! 80年代に大ブレイクしたドッケンが1989年に解散した後、ジョージ・リンチ(g)がドッケンのメンバーだったミック・ブラウン(ds)、 オニ・ローガン(vo)らと結成したリンチ・モブ。アルバム『ウィキッド・センセーション』(1990年)でデビューを果たした彼らは、オニに替わって、 ロバート・メイソン(vo)を迎えて、2ndアルバム『リンチ・モブ』(1992年)を発表したものの、バンドは解散。 その後、ジョージは再結成ドッケンへの参加をへて、90年代末にリンチ・モブを復活させる。 復活リンチ・モブではチューニング・ダウンをしたモダン・ヘヴィ・スタイルの音楽をプレイする一方で、ジョージは様々プロジェクトでアルバムをリリース。 すると、オニが再復帰して2009年にリリースした『スモーク・アンド・ミラーズ』からリンチ・モブは初期のような音楽性に戻ると、4曲入りミニ・アルバム 『SOUND MOUNTAIN SESSIONS』(2012年)、アコースティック・アルバム『UNPLUGGED LIVE FROM SUGARHILL STUDIOS』(2013年)、 新曲と既発曲をまとめた『SUN RED SUN』(2014年)、フル・アルバムの『レベル』(2015年)をリリースする。 その後、ジョージはストライパーのマイケル・スウィートとのプロジェクト、ドッケンに復帰してのジャパン・ツアー、キングスXのダグ・ピニック(b, vo)と KORNのレイ・ルジアー(ds)とのトリオKXMの2ndアルバム『SCATTERBRAIN』(2017年)などをリリースし、今回、リンチ・モブとしては約2年ぶりとなる アルバム『ザ・ブラザーフッド』を完成させたわけである。 アルバムに参加しているメンバーはジョージとオニの他にクワイエット・ライオット、グレイト・ホワイト、ドッケンなどでプレイしたショーン・マクナブ(b)、 元ブレットボーイズで、現在はバーニング・レインのメンバーであるジミー・ダンダ(ds)。アルバムのタイトルの『ザ・ブラザーフッド』は、 バンドは自身の第二の家族であり、兄弟であるという意味を込めて付けたということだが、ジョージらしいグルーヴィーなギター・リフを軸に ブルージーなフィールを交えたナンバーはどれも活きが良く、オニのエモーショナルな歌唱など、彼らの魅力を満載した内容になっている。 【メンバー】 オニ・ローガン(ヴォーカル) ジョージ・リンチ(ギター) ショーン・マクナブ(ベース) ジミー・ダンダ(ドラムス)

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