ジャンル : ロック・ポップス > フォーク・カントリー
人気絶頂時に不幸な事故で亡くなったアメリカン・カントリー・ミュージック界の巨匠、ハンク・ウィリアムスのベスト・アルバム。「ジャンバラヤ」をはじめ、超名曲「泣きたいほどの淋しさだ」など、染みる歌を多数収録している。
アメリカン・ロックのルーツとして日本でも人気が出てきたカントリー&ウエスタンのベスト盤。大御所ハンク・ウィリアムスのナンバーをはじめ、名スタンダードばかりが並んでいる。男の哀愁あふれる歌詞がたまらない。
知る人ぞ知る、さすらいのフォーク・シンガー(1931年生まれ)、ANTI発の第2弾。策士ジョー・ヘンリー(アラン・トゥーサンほか)のプロデュースで、タンパ・レッド曲ほか、大昔のブルースを取り上げたもの。素直なトム・ウェイツといった味わいもあり。
カントリー系の伝説的なギタリスト、チェット・アトキンスの68年発表作。改造した“オクターブ・ベース・ギター”を駆使しながら、ジャズ・スタンダードやヒット・ソングを取りあげた。多重録音して大半を一人で録音したようだ。独特なテクを楽しめる。
ギレルモ・スコット・ヘレンの本命プロジェクトのアルバム。今作ではすべての音を一旦アナログ・テープに落としたというだけあり、太くて柔らかいサウンドが印象的。一曲一曲が非常に短く、アルバム全体でひとつの世界を築き上げるなど相変わらずユニークなアイディアが満載。
LAのテクニカル・デスコア・バンドの2作目。例えて言うなら古くはヴォイヴォド、新しくはメシュガー。美学すら感じさせる難解な展開を至るところにちりばめ、しかしながら残虐なデスに仕立ててしまう。プログレッシヴで冷酷。恐ろしいほどハマる一枚。
ロック・ギターの歴史に永遠に残っていくであろう2人による2作品を1枚にまとめたアイテム。カントリー・ミュージックのカテゴリーでグラミーを受賞しているが、ポップ、ジャズなどを包括したインストゥルメンタル作品として楽しめる。
歴史的なデュオ作品を数多く残しているチェット・アトキンス。エルヴィスとの共演でも知られるカントリー・ギタリスト、ジェリー・リードを迎えて制作した2作品をまとめた1枚。1970年と71年の録音だ。
チェット・アトキンスと、アトキンスのプレイ・スタイルに多大な影響を与えたマール・トラヴィスによるデュオ作品。ギター・バトルではなく、2本のギターの並々ならぬ調和を堪能できる心温まる名盤だ。
アメリカのトラディショナル音楽にルーツを持つ2人の伝説的ギター・プレイヤーの共演作。ナッシュヴィルを舞台に、フィンガー・スタイルとフラット・ピッキングという異なるスタイルが絶妙に重なり合う。
日本の伝統歌アルバムも残しているチェット・アトキンスによる、日本の童謡集。自身の高い技巧は控えめに、メロディを紡ぐような演奏が印象的だ。リヴァーブ深めでちょっぴりトロピカルな雰囲気から、チェットの音楽に対する深い愛情が伝わってくる。