ジャンル : クラシック > 協奏曲
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日本コロムビア株式会社今から半世紀前、現在のような古楽器演奏が現れる以前のモダン楽器によるバロック演奏。ドイツの室内オケだけあって、確かなテクニックと優れたアンサンブルで堅実にヘンデルやコレッリを描く。バロック演奏史をたどる上で貴重な録音といえそうだ。
ナカリャコフ5年ぶりの新録音は、父の編曲による古典派の弦楽器のための協奏曲集。あまりにこともなげに吹かれてしまうので、うっかりすると聴き逃してしまうが、実は超絶技巧のオン・パレード。管楽器を知れば知るほど鳥肌モノであること疑いなし。
古楽器系の軽くビジュアルな音の姿や、仕掛けを利かせてウロコを落とす類のパフォーマンスには与せず、イタリアが生み出したヴァイオリン技法の精華、その喝采へと駆り立てるワザの身振りを真っ向受け止めて、颯と聴かせた快演。いわく“協奏曲”である。
バレンボイムの弾き振りによる全集からの抜粋盤。当時、弾き振りの全集としては画期的なもので、まだ30代のバレンボイムの、ロマンティックではつらつとした演奏が、この幸喜の作品にピタリと合っている。
須川のために書かれた「BIRDS」「シナモン・コンチェルト」、もはや古典的名作の「アルト・サクソフォンと吹奏楽のためのバラード」、そして2007年初演の「ソプラノ・サクソフォンとウインド・アンサンブルのための協奏曲」とバラエティに富んだ一枚だ。須川はスマートかつ躍動的に、時にはセクシーにしっとりと歌い上げながら、作品の妙味を最大限に引き出している。特に「ソプラノ・サクソフォン〜」「シナモン・コンチェルト」の都会的なクールさが絶品だ。★
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日本コロムビア株式会社低音パートをピアノで弾く編曲版を使用し、春夏秋冬×3楽章=12楽章のソロを一人ずつ弾き分けるという、かなり彼女たち流なヴィヴァルディの「四季」。アンサンブルと各々のソロを対置するアプローチは正解で、“女子チーム”の良い面が前に出てきた感。
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日本コロムビア株式会社ヴィヴァルディの楽想とアイディアに、ユーミンのメロディを乗せた、もうひとつの「四季」。玉木宏樹の名編曲に、D.F.Oの寺田志保が新たに手を加えて、より軽やかな響きを引き出した。アンサンブル団体による演奏らしい、ニュートラルな雰囲気が最大の魅力。
最高の音で楽しむために!
最高の音で楽しむために!
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