ジャンル : クラシック > 協奏曲
ヴィヴァルディ2ヴィヴァルディ2
制作・出演
アルブレヒト・マイヤー / オラフ・マニンガー / ダニエル・スタブラヴァ / ナイジェル・ケネディ / ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団メンバー / ミッツィ・メイヤーソン / ヴィヴァルディ / 竹内太郎「四季」で、大きな話題をさらったケネディの、ヴィヴァルディ第2弾。ヴィヴァルディを尊敬しているというケネディが、BPOのメンバーと取り組み、今回もまた極めて刺激的な演奏を繰り広げている。
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全曲ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全曲
21世紀のベートーヴェン演奏のひとつの指標を示す野心的なアルバムといえるかもしれない。30人あまりのオケ(指揮者なし)との共演ということで、アンサンブルはすこぶる緊密だし、響きも簡潔で切れが良く、曲構造の細部まですっきりと見通しがいい。現代ではとかく表現が過剰気味になったきらいのあるベートーヴェンの協奏曲演奏を見直し、なおかつ再発見したような清新極まりない演奏のように思う。何よりピアノを中心に据えた視点が要にあるのを痛感。横山のピアニズムの冴えが一層映えるアルバムである。
バルトーク:ピアノ協奏曲バルトーク:ピアノ協奏曲
制作・出演
エレーヌ・グリモー / クリスティアン・ツィマーマン / シカゴ交響楽団 / バルトーク / ピエール・ブーレーズ / ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 / レイフ・オヴェ・アンスネス / ロンドン交響楽団3曲ともブーレーズの指揮だが、オケと独奏者が曲ごとに違うバルトークのピアノ協奏曲全集。“人材配置”にも納得。オケでは何かと後回しにされる打楽器セクションの扱いが見事で、その雄弁さとシャープさは作品の本質を際立たせる。特に2番がいい。★
サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン/サン=サーンス:ハバネラ、序奏とロンド・カプリチョーソ/ヴュータン:ヴァイオリン協奏曲サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン/サン=サーンス:ハバネラ、序奏とロンド・カプリチョーソ/ヴュータン:ヴァイオリン協奏曲
ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲イ短調 作品53/ピアノ三重奏曲第3番ヘ短調 作品65ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲イ短調 作品53/ピアノ三重奏曲第3番ヘ短調 作品65
発売元
キングレコード株式会社ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 OP.61/ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲 第1番 ト短調 OP.26ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 OP.61/ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲 第1番 ト短調 OP.26
すべてにわたってかっちりと弾かれることが、こんなに清々しかったかとあらためて思わせてくれる。それでいて彼女の音楽はとても自由で温かい。どんな時でも崩れぬ美音も特筆もの。M.ザンデルリンク&ベルリン室内管の強力なバックアップがあってこそ、だけど。
ヴィヴァルディ:協奏曲集≪四季≫ヴィヴァルディ:協奏曲集≪四季≫
制作・出演
エリザベス・ケニー / カンディダ・トンプソン / ジャニーヌ・ヤンセン / ジュリアン・ラクリン / ステイシー・ワットン / ヘンク・ルービング / マールテン・ヤンセン / ヤン・ヤンセン / ヴィヴァルディ刺激的な「四季」が登場。弦、チェンバロとオルガン、テオルボが各1名で計7名。何よりテオルボの起用が大ヒット。このリズムのゴキゲンな推進力は今までにないもの。そしてやりたい放題のヤンセンのヴァイオリンも、この編成だからこその決まり具合。