ジャンル : クラシック > 室内楽曲
制作・出演
アンサンブル・ウィーン=ベルリン / カール・ライスター / ギュンター・ヘーグナー / ジェイムズ・レヴァイン / ハンスイェルク・シェレンベルガー / プーランク / ミラン・トゥルコヴィッチ / ヴォルフガング・シュルツプーランクのピアノと管楽器のための作品集。フランス人が1人もいないメンバーによって演奏されている。洗練さと洒脱さにおいて、プーランクらしさを見事に表出するあたり、名人たちの凄さが感じられる逸品だ。
若きブラームスのメランコリックなロマンティシズムが充満している第1番と、ピアノ紗重層の世界を広げたベートーヴェンの「大公」の組み合わせ。豪華メンバー3人による極上のひと時を味わえる1枚だ。
ラフマニノフが二十歳前後に書いた2曲のピアノ三重奏曲を収録。中でも第2番は、チャイコフスキーの死を悼んで作曲された。ヴァイオリンが2代目のコーエンに代わっての新生ボザール・トリオによる熟達の演奏。
中東的異国情緒とエネルギーに満ちた肉食系音楽 アルメニアの作曲家といえばハチャトゥリアンが有名ですが、その三重奏にあやかり、アルメニアの後輩作曲家たちが同じ編成(クラリネット、ヴァイオリン、ピアノ)を基本とした室内楽を試みたものを集めました。いずれも中東的情緒と激しいエネルギーに満ちた肉食系音楽。美しいメロディが魅力的です。(キングインターナショナル) 【収録情報】 ・ババジャニアン:ピアノ三重奏曲ヘ短調 (1952) ・カラジヤン:動揺した魂への悲歌〜クラリネット、ヴァイオリン、チェロ、ピアノのための ・ガナチヤン:オロール〜ソプラノ、クラリネット、4つのチェロのための子守歌 ・ハチャトゥリアン:クラリネット、ヴァイオリン、ピアノのための三重奏曲 (1932) ・アルチュニアン:クラリネット、ヴァイオリン、ピアノのための組曲 (1992) イサベル・バイラクダリヤン(ソプラノ) ベンジャミン・ボウマン(ヴァイオリン ウィノナ・ゼレンカ、ロベルト・ヤンツェン、エイミー・ライング(チェロ) アミチ室内アンサンブル ホアキン・バルデペニャス(クラリネット) デヴィッド・ヘザーリントン(チェロ)、セルジ・カラジヤン(ピアノ) 録音時期:2009年 録音方式:デジタル(セッション) Disc1 1 : I. Largo - Allegro espressivo - Maestoso 2 : II. Andante 3 : III. Allegro vivace 4 : Elegy 5 : Oror (arr. S. Kradjian) 6 : I. Andante con dolore, con molto espressione 7 : II. Allegro 8 : III. Moderato 9 : I. Introduction 10 : II. Scherzo 11 : III. Dialog 12 : IV. Finale Powered by HMV
今回は久石譲と巨匠スパークの書き下ろし作品が目玉。久石の「4つのバガテル」はリズミックで躍動感に満ちた佳曲であるし、スパークの「リフレクションズ」は穏かな曲想の柔和な作品。これ以上に面白かったのはノレやセロツキで、奏者一人一人の高度な技術と歌心が十全で魅せられる。