ジャンル : クラシック > 声楽曲
故郷故郷
日本を代表するテノールのひとり、錦織健が、2年ぶりに日本の名歌の数々を録音。錦織健のフィーリングは印象的なのだが、全体に伴奏のアレンジと楽器編成(ピアノ、シンセサイザー、二胡、ヴァイオリン、チェロ)はやりすぎ。もっと歌を生かしてほしい。
カントルーブ:オーヴェルニュの歌カントルーブ:オーヴェルニュの歌
まるでおとぎ話を聞いているような暖かくほのぼのとした雰囲気に満ちた“オーヴェルニュの歌”。アップショウの歌は表情豊かでヴィヴィット。明るく軽やかに広がるオケの伴奏を背景に、夢のような音の絵画を描いていく。爽やかな緑の草原が目に浮かぶ。
スペクタクル・ロシアン・ヴォイススペクタクル・ロシアン・ヴォイス
ソ連からロシアになっても赤軍合唱団って言うのかしらん。重量級の男声合唱が力まかせに歌う演奏を終始聴かされるのは少々辛いものがある。特に選曲、アレンジのセンスの無さには参ってしまった。「第九」のドイツ語の発音は思わず笑ってしまいました。
ドビュッシー:歌曲集ドビュッシー:歌曲集
ドビュッシーの20歳代に作られた歌曲が集められている。アップショウのクリーミーな声とピアノを弾くレヴァインの泡立つようなきらきらとした音色。難しく考えられがちなドビュッシーの歌曲が、とても身近でチャーミングに感じられる。★
ヴァイル:7つの大罪/交響曲第2番ヴァイル:7つの大罪/交響曲第2番
ストラータスのヴァイルは“お奇麗”すぎていつも物足りなかったが、全体としてクオリティが高く聴かせる作りになっているのは、さすがケント・ナガノ。しかしこの盤で聴くべきは交響曲の方。妖しい金管、ボレロの高揚。ヴァイルの魅力がまた一つ増えた。★