ジャンル : ジャズ > その他
制作・出演
“ワウ・ワウ"ワトソン / ジェリー・ピータース / ジョニー・ハモンド / ジョン・ロウィン / トニー・デュマス / ハーヴィー・メイソン / ヘンリー・フランクリン / メル・ボルトン発売元
キングレコード株式会社制作・出演
アメリカン・ドリーム・セッション / エディ・ヘンダーソン / エド・シグペン / グローヴァー・ワシントンJr. / ニコラス・ペイトン / ベニー・ゴルソン / ロイ・ハーグローヴ / ロン・カーターヨーロッパで活躍したアメリカのミュージシャンの中から、雑誌読者の意見で選ばれたオールスター・アルバム。どこからでもどうぞの有名曲が多いなか、聴きどころはやはりグリフィン絡みのトラックか。ビンディングの歯切れよいベースにも耳が行く。
不思議なほど日本で高い人気を誇るヒギンズだが、この作品を聴けば理由はよくわかる。穏やかなタッチが哀愁を帯びて、テーマ・メロディにしてもソロ・フレーズにしても、実にウォームな響きを感じさせるからだ。日本人向け作品の成功例である。
ピアニスト、ビル・チャーラップ率いるニューヨーク・トリオはこれまでエリントンやコール・ポーター曲集を発表しており、これはそれらに続くリチャード・ロジャース曲集。品のいいトリオだ。「マイ・ファニー・バレンタイン」は意表をついた超スロー・テンポ。
コルトレーン・グループ出身のジャズメンがスピルチュアルな世界を体現した、82年ヴァン・ゲルダー・スタジオ録音作品。エルビン・ジョーンズとマッコイ・タイナーを中心に、サンダースのテナーも好演をみせる。
ウィルソンの再来日時のライヴ・セッションを収録したアルバム。洗練されたタッチのピアノとしだいに熱を帯びてくる北村のクラリネットが、独特の温かな世界を構築。選曲も絶妙にニクイ。
櫻井、納の二人を筆頭に6人の日本のベーシストによるジャコ・パストリアスへ捧げた作品。驚くのはまったく日本人臭さがないことだ。この世代以降、ジャズへのコンプレックスが消えたのだろうか? インターナショナルな音が詰まったジャコ・ファン以外にも聴ける作品。
三頭とも言える強力トリオがガーシュウィンからボンファ、ケニー・バロン、モンクまで取り上げたスタンダード集。有名曲(1)の冒頭からベース・ソロに入るところなどこのトリオならではの呼吸の妙/間を見るようでもあり、自由でリラックス・ムードにあふれたトリオ作。★