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ハービー・ハンコックが1975年に発表した日本公演の模様を収録したライヴ・アルバム。エレクトリックとアコースティックを自在に操る卓越した鍵盤さばきを存分に味わえる。
カメレオン・マン、ハービーの面目躍如たる1973年の傑作アルバム。マイルス・コンボ退団後、自己のグループを率いて活動していた彼が新たなコンセプトで結成したグループのデビュー作。ブルーノート時代のヒット曲「ウォーターメロン・マン」などを収録。
“Very Special One Time Performance”という正式名称どおり、本来は1回こっきりのパフォーマンスを演るために生まれたスーパー・グループのDSDマスタリング盤がリリース。田園コロシアムでの第1回目のライヴ・アンダーを飾り、リズム・セクションが破壊的なまでに暴れまくる『テンペスト〜』、全編にわたりクオリティの高いプレイを聴かせる『ライヴ・イン・USA』、唯一のスタジオ録音『ファイヴ〜』。豪雨に見舞われながらの熱演がもはや伝説と化している『ライヴ・アンダー〜』は雨粒の音まで聴こえてきそうな高音質と熱気。
1979年6月26日、田園コロシアムで録音されたライヴ盤。大雨の中、5人が最高のプレイを繰り広げた、もはや伝説と呼ばれるステージで、名盤として語り継がれている一枚だ。
名盤『ライヴ・アンダー・ザ・スカイ伝説』収録の3日後に東京のスタジオで録音されたアルバム。スタジオ録音ならではの緻密なサウンドが味わいどころ。本作をもって、V.S.O.P.は活動に幕を下ろした。
まず録音の素晴らしさに驚き、グループ名とは裏腹のダイナミックかつアグレッシヴな演奏に度肝を抜かれた。やはりお題がお題だからか? マルティーノのピアノも至極イマジネイティヴ。自身もファンだという村上春樹に捧げた「マジカル・ミステリー」もすんなり溶け込んでいる。★
リットーミュージック発行『サックス&ブラス・マガジン』の編集部が選曲・監修を担当したコンピレーション・アルバム。国内外のアーティストがバランスよく収録され、管楽器ファンのみならず楽しめる一枚だ。
スムース・ジャズの人気ピアニスト、松居慶子の初のセルフ・プロデュース作で通算23作目。さらに、初のアフリカ中心の録音。タイトル曲の「MOYO」は、スワヒリ語で“ハート・アンド・ソウル”の意味。松居は大らかなサウンドの中、躍動的なピアノを聴かせている。
ヴィーナスからの第2弾となる本作、ユニークなのはすべての曲がテナー・サックスとクラリネット、それぞれのヴァージョンで収録されている点。しかもバラード中心のしっとりとした構成。同じ素材でも、シェフの腕と料理法によってはこうも違うってことか。
スタンダードや映画の名曲、ブルースなどを収録。小技を利かせ、洒落た雰囲気で、という演奏ではない。奇をてらうことなく、弾きたいことをストレートに音に込めて弾いている感じ。一本筋の通ったメイバーンの美学で弾いていて、重厚な響きに彼の感情が凝縮されている。