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テナー・サックス、ジャズ教育の第一人者として知られるジョージ・ガゾーンのボサ・ノヴァ・アルバム。ホメロ・ルバンボ率いるブラジリアン・ジャズ・トリオ“トリオ・ダ・パズ”の共演だ。テナーとギターが豊かな音楽を奏でるリラクゼーション・ミュージック。
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株式会社ポニーキャニオングレート・ジャズ・トリオが残した名曲ばかりで編集されたアルバム第2集。どのトラックも非常にモダンな仕上がりで、ジョーンズの格調高く丁寧に歌うピアノにヴィンディングのベースが好調。「四月の思い出」での細かくて繊細なピチカートや正確で太い音色のソロが聴かせてくれる。
日本での人気も上昇中のドイツ人ピアニストが、母国の作曲家クルト・ワイルやベートーヴェンのほか、イヴァン・リンス、キャロル・キングなど多彩な楽曲を演奏。ベース、ドラムとの密な協調性を大切にしながらのピアノ・ソロには、しっとりとしたリリシズムが漂う。
ローマでレギュラー活動しているピアノ・トリオが、“ローマ・トリオ”として本邦デビューを飾った作品。ピアノのルカ・マヌッツァをはじめ中堅若手の精鋭揃い。正統的なアプローチが基本の三位一体のジャズを展開。イタリア・ジャズのレベルの高さを知らされる。
ロリンズばりの太いトーンが特徴のベテラン・テナー、ボブ・キンドレッドがラテン・ボレロに挑む。だが、内容は真のジャズ・バラード集であり極めてブルージィな仕上がりとなっている。全編で澄んだよく通るテナーが印象的。むせび泣くような音色も良い。
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株式会社ポニーキャニオン制作・出演
EricVloeimans / JackCoenen / JelJongen / JosBeeren / ToondeGouw / ウィム・ボット / グレン・ミラー・ヨーロピアン・メモリアル・オーケストラ / ルート・ブルルス発売元
株式会社ポニーキャニオンアコーディオンとヴィブラフォンのマエストロ、ガリアーノ・トリオがアルゼンチン・タンゴの巨匠アストル・ピアソラの没後15年目に捧げたアルバム。ニューヨークから迎えたミュージシャンとともにピアソラへの思いを響かせている。
欧州の人気ジャズ・ピアニスト、ニルス・ラン・ドーキー率いるトリオ・モンマルトルの通算6枚目。ロシアのクラシックの有名な名曲をピアノ・トリオで料理した。原曲のよさを活かしながらジャズ化する手法が鮮やか。クラシックのジャズ化では最良の出来栄え。
ジャズの醍醐味を明快に伝えようとしてすでに20年強、デビッド・マシューズ率いる5人組のアルバム。今作はスタンダード中のスタンンダードをフレッシュに取り上げたもの。ときに仕掛けを施しつつ、原曲の持つ曲趣を香り立たせる。フロントに立つ2管はけっこう雄弁。
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キングレコード株式会社ベースを目いっぱいフィーチャーしたリーダー作をいろいろと出している米国人ジャズ・ベーシストの2007年作は、アントニオ・カルロス・ジョビン・トリビュート盤(半数強はオリジナル曲)。洒脱なボッサ・ムードのなか、各種ベース音をいろいろと流し込んでいる。