ジャンル : 演歌・純邦楽・落語 > 落語・演芸
落語は人間の業を描くものというが、新作でそれをやってのけたのだから凄い。寄席やテレビでは時間の制約からショート・ヴァージョンだが、本作は65分超の掛け値なしの完全版。古き良き東京弁の歯切れの良さ、間の見事さ、これが本物の東京落語です。★
現在、落語界随一の才能と激賞される談春。50分超の大ネタ2本を収録した堂々の2枚組だ。真に迫った語り口は、すでに“落語は笑うもの”というお約束の範疇をとっくに超えている。独自の解釈を加えた「文七元結」の迫力には、降参するしかない。★
桂文珍が年1回、8月8日にNGK(なんばグランド花月)で開催する八八(はちはち)独演会から、2004年第22回のライヴ。「世帯念仏(小言念仏)」のリニューアル版「新・世帯念仏」とおなじみ「三枚起請」を収録。
関西のお笑いを中心にバラエティ全盛の近年。そんな関西に負けず劣らずの昭和東京漫才を収めたアルバム全5シリーズ。桂子・芳江。てんや・わんや、Wけんじなど、東京ならではのシュールなシャレとリズムの世界を聴くことが出来る。
古典落語の演目を、落語史に名を残す名人の話芸で聴く本格シリーズ。84年に他界した三遊亭円遊は粋な落語家の代表。正妻と妾の間で翻弄される旦那。そこに権助が絡んできたら!?
古典落語の演目を、落語史に名を残す名人の話芸で聴く本格シリーズ。1971年に他界した昭和の名人。落語ではお馴染みの“吉原”を詳しく説明する、男と女の不思議なお話。
古典落語の演目を、落語史に名を残す名人の話芸で聴く本格シリーズ。現代の演者にも広く継承されているポピュラーな落語。金に困って心中を企てた花魁のお染。白羽の矢をたてられた金三は、まったくいい面の皮で……。
古典落語の演目を、落語史に名を残す名人の話芸で聴く本格シリーズ。上・中・下と3話に分けて演じられることもある長い話で、独特の語りが人気を呼んだ。「子は鎹(かすがい)」がテーマの、ほのぼの人情落語。
夏の風物詩の怪談話。名人といわれた二氏が残した貴重な音源の中から、幽霊ものを収録。落語の世界の怪談の面白さはもちろん、しゃべりの迫力や間合いを存分が楽しめる。その巧みな話芸に思わず引き込まれる。