音楽むすび | Shadow Kingdom

Shadow Kingdom

Shadow Kingdom

究極の21世紀ヴァージョンを探し求めて

“ショー全体をとおして、どの曲も、どの曲も、呆然としてしまうような喜びを与えてくれる。
唯一の不満は、わずか50分で終わってしまうことだ” ローリング・ストーン誌『Shadow Kingdom』は、
ボブ・ディランがこれまでに書き上げ、さまざまに語られてきた名曲群の、まさに究極の21世紀ヴァージョン。

「いつまでも若く」、「イッツ・オール・オーバー・ナウ、ベイビー・ブルー」などのよく知られた曲から、
「クイーン・ジェーン」、「悪意の使者」といった秘宝とも呼ぶべき曲までが収められている。
もともと『Shadow Kingdom』は2021年7月のストリーミング限定フィルム・イベントで公開するために、
それら名曲群に新たな解釈を加えたうえで制作されたものだが、ついにオーディオ・フォーマットで聞けることとなった。
アルバム『Shadow Kingdom』のセットリストは、ディラン自ら選び出した13曲と、
クロージングで使われたインストゥルメンタル「シエラのテーマ」で構成されている。
また、4月に行われた日本ツアーの演奏曲と5曲が重複しており、アレンジは異なるものの興奮が再び蘇る。

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