発売元 : カクバリズム
ホニャララホニャララ
ヴォーカル・ナンバーなし、ゲスト(基本)なし、で挑んだ久々のオリジナル作。リーダーの星野源がギターの量を減らし、マリンバ中心のアンサンブルになったことで、トロンボーンやリズムの躍動感がよりリアルになった。坂本龍一のカヴァー「千のナイフと妖怪道中記」も。
magic hourmagic hour
兄弟ユニットという親密さと自由さを活かし、アコースティックから打ち込みまで、フォーキーからストレンジ・ポップまで何でもあり。京都が生んだ奇才兄弟の5枚目のアルバムは、ノスタルジックなメロディとあたたかい歌が胸に沁みる秀作。まさにマジカルなひととき。
songs of instrumentalsongs of instrumental
タイトルからして人を喰っているインスト・バンドの2作目。ドキリとさせられる歌詞をほんわりと歌う(1)(ハナレグミ歌唱)の問いかけに(11)で自答するなど、楽曲を相互に作用させた構成が巧み。古き良き喜劇映画に通じる、ユーモアと脱力感も備えたステキにのん気な好作品。