発売元 : カクバリズム
WORLD RECORDWORLD RECORD
これがファーストとなる東京の4人組。ウィスパー系ラップのヒップホップをはじめ、曲によってエキゾ、アヴァンな即興演奏、リリカルなダブ・ポップなどかなり多彩で、枠に縛られない自由闊達さとジャンクなセンスが素晴らしい。はっぴいえんど系ポップの2000年代的解釈といえる傑作。★
MUDAMUDA
ストレンジかつハートウォームなインストを奏で続けて10周年。4枚目のフル・アルバムは、さらにバンド感を重視し、ワイルドに疾走するリズムと歪んだギターを強調しつつ、トロンボーンが奏でるメロディの親しみやすさはこれまで以上。ロック・ファンに支持層を広げそうな意欲作。 独占インタビューはこちら
“BGM LP”“BGM LP”
ブレイクビーツ制作集団と異名を取る二人組、MU-STARsの、4年ぶりのセカンド・アルバム。ファンキーでダンサブルなアプローチを軸に、ヒップホップやテクノ、ジャズなどを自由自在にフリカケる。そして最終仕上げはめちゃポップ。このタイトルなのに、BGMになり得ないのがミソ。
メイド イン ジャパニーズメイド イン ジャパニーズ
鬼才ラッパーによる1年半ぶりのフル・アルバム。ピッコピコすっちゃすっちゃとテクノ・サウンドが忙しく響くなか、力みを感じさせないたおやか〜なラップ・ヴォーカルが小気味よく浮遊する。高揚しながら癒されていく不思議な感覚にいつの間にやら虜になりそう。
ホニャララホニャララ
ヴォーカル・ナンバーなし、ゲスト(基本)なし、で挑んだ久々のオリジナル作。リーダーの星野源がギターの量を減らし、マリンバ中心のアンサンブルになったことで、トロンボーンやリズムの躍動感がよりリアルになった。坂本龍一のカヴァー「千のナイフと妖怪道中記」も。