音楽むすび | 発売元 : ナクソス・ジャパン株式会社

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アントン・ブルックナー:交響曲 第3集 交響曲 第2番 ハ短調アントン・ブルックナー:交響曲 第3集 交響曲 第2番 ハ短調

ブルックナー:交響曲第2番 ヴェンツァーゴ&ノーザン・シンフォニア 幅広いレパートリーを持つスイスの指揮者、マリオ・ヴェンツァーゴは、1948年チューリヒの生まれで、近現代音楽を得意とする一方、協奏曲など合わせもののうまさにも定評があり、ベルリン・フィルから室内オケまで世界各国のオーケストラを指揮してその実力を高く評価されてきました。  ヴェンツァーゴは少し前からブルックナーの作品を各国のオーケストラを指揮してよくとりあげており、やがてドイツのCPOレーベルでは交響曲全集の録音企画もスタート。  第1弾となった2枚組アルバムは、有名な第4番と第7番をバーゼル交響楽団との共演でレコーディングしたもので、各パートの見通しが良い高水準な演奏に仕上がっていましたし、第0番と第1番を収めた第2弾の2枚組アルバムでは、室内オケのタピオラ・シンフォニエッタを指揮して機動力ある音楽を聴かせていました。  第3弾となる今回のアルバムでは、旋律の美しさで知られる交響曲第2番をとりあげていますが、楽器編成が二管編成ということもあってか、オーケストラには前回同様、室内オケが起用されているのが注目されるところです。  オケの「ノーザン・シンフォニア」は、最近では、ツェートマイアーとの意欲的な演奏によって話題となっている団体で、シューマンやシューベルトでも面白い演奏を聴かせていただけに、ブルックナー初期作品との相性も良いものと思われます。(HMV) 【収録情報】 ブルックナー: ・ブルックナー:交響曲第2番ハ短調 WAB102 [1877年版]  ノーザン・シンフォニア  マリオ・ヴェンツァーゴ(指揮)  録音時期:2011年  録音方式:デジタル Powered by HMV

エリザベス女王即位60周年イベント テムズ川・ダイアモンド・ジュビリー・ページェントー公式アルバムエリザベス女王即位60周年イベント テムズ川・ダイアモンド・ジュビリー・ページェントー公式アルバム

エリザベス女王即位60周年イベント テムズ川ダイアモンド・ジュビリー・ページェント公式アルバム 現在、ロンドン・オリンピックでも盛り上がっていますが、忘れてはいけないのが、この「エリザベス女王即位60周年」記念式典です。6月2日から6月5日まで国をあげて様々なイベントが行われ、とりわけ6月3日にはテムズ河を1000艘の船やボートが下るという、壮観な催し物が予定されています。  このアルバムは、このイベントの公式アルバムです。イギリスを代表する名曲をロンドン・フィルハーモニーが演奏するというもので、おなじみの『威風堂々』やホルストの『ジュピター』、チャーミングなグレインジャーの『カントリー・ガーデン』などの伝統的な曲から、『炎のランナー』のテーマ、イギリスといえば007・・・ということでジェームズ・ボンドのテーマなどゴキゲンな選曲がうれしいもの。最後は荘重にナショナル・アンセムで締めくくられます。  当アルバムの売上の一部は、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団を通じ「ダイアモンド・ジュビリー基金」へと寄付されます。(LPO) 【収録情報】 ・ウォルトン:行進曲『宝玉と勺杖』 ・ヴォーン・ウィリアムズ:グリーンスリーヴスによる幻想曲 ・エリック・コーツ:組曲『ロンドン』〜ナイツブリッジ行進曲 ・ギルバート&サリヴァン:喜歌劇『戦艦ピナフォア』序曲 ・BBC Radio 4〜テーマ音楽 ・アーノルド:行進曲『パドストー・ライフボート』 ・ヴァンゲリス:『炎のランナー』〜テーマ ・グレインジャー:カントリー・ガーデン ・ウォルトン:組曲『ヘンリー5世』〜序曲:グローブ座 ・エリック・コーツ:ダム・バスターズ〜行進曲 ・エルガー:変奏曲『エニグマ』〜ニムロッド ・ホルスト:組曲『惑星』〜木星 ・モンティ・ノーマン:ジェームズ・ボンドのテーマ ・ヘンリー・ウッド:『イギリスの海の歌によるファンタジア』より(小粋なアレトゥーサ/ジャックス・ザ・ラッド/見よ、勇者は帰る/ルール・ブリタニア) ・エルガー:行進曲『威風堂々』第1番 ・ナショナル・アンセム(英国国歌)  ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団  デヴィッド・パリー(指揮)  録音時期:2012年3月7-8日  録音場所:ロンドン、ヘンリー・ウッド・ホール  録音方式:デジタル(セッション) Disc1 1 : Orb and Sceptre 2 : Fantasia on Greensleeves (arr. R. Greaves) 3 : London Suite, London Everyday: III. Knightsbridge: March 4 : HMS Pinafore: Overture 5 : Radio 4 UK Theme 6 : The Padstow Lifeboat, Op. 94 (arr. P. Lane) 7 : Chariots of Fire: Main Theme (arr. N. Raine) 8 : Country Gardens (arr. L. Artok) 9 : Henry V Suite (arr. M. Mathieson): I. Overture, the Globe Playhouse 10 : The Dam Busters: March 11 : Variations on an Original Theme, Op. 36, Enigma: Variation 9: Nimrod 12 : The Planets, Op. 32: IV. Jupiter, the Bringer of Jollity 13 : James Bond: Main Theme (arr. D. Arnold and N. Dodd) 14 : I. The Saucy Arethusa 15 : III. Jack's the Lad 16 : VI. See the Conquering Hero 17 : VII. Rule Britannia 18 : 5 Military Marches, Op. 39, Pomp and Circumstance: No. 1 in D major, Land of Hope and Glory 19 : Great Britain [God Save the Queen, God save our gracious Queen ?] Powered by HMV

ブレムベック:オルガン作品集ブレムベック:オルガン作品集

クリスティアン・ブレムベック/わが魂よ、大いに喜べ 2010年に建立されたばかりの「オーストリアで最も美しい」25のストップを持つ新しいオルガンに捧げられたこのアルバムは、コレッリなどのバロック時代を作品も、レーガー、フランツ・シュミットのような後期ロマン派の作品も万遍なく響かせます。  演奏するのは、1960年ミュンヘン生まれのオルガニスト、ブレムベック。1987年にチェリビダッケに認められ、彼がバッハなどの鍵盤楽器を要する作品を演奏する際には必ず起用されたという、チェリお墨付きの名手です。指揮者としても活躍していますが、やはり本領はオルガンにあり、ここでも納得の演奏を聴かせています。(OEHMS) 【収録情報】 ・コレッリ:コンチェルト・グロッソ ト短調 Op6-8『クリスマス』(J.ヴァームルスト、C.ブレムベック:オルガン編) ・J.S.バッハ:慈悲によってわれらを死なせ BWV.22(M.デュリュフレ:オルガン編) ・クレープス:いと高きところには神にのみ栄光あれ ・J.S.バッハ:フランス風序曲ロ短調 BWV.831から『エコー』(S.カルク=エーレルト:オルガン編) ・カルク=エーレルト:わが魂よ、おおいに喜び Op.65-5 ・レーガー:メロディ Op.59 ・カルク=エーレルト:汝に、エホバよ、われ汝に向かいて歌わん Op.65-24 ・カルク=エーレルト:高く戸を上げよ Op.65-8 ・H.F.ミヒェールゼン:コラールムジークから4つの小品 (1936) ・L.J.A.ルフェビュール=ヴェリ:人間の声のコーラスより「アンダンテ」 ・G.A.メルケル:アンダンテ イ短調 Op.122-2 ・F.カポッチ:グレゴリア聖歌『来たり給え、創造主なる聖霊よ』のメロディによる幻想曲 ・フランツ・シュミット:トッカータ ハ長調 (1924)  クリスティアン・ブレムベック(オルガン/レンター=オルガン)  録音時期:2011年10月13-15日  録音場所:オーストリア、マイスホーフェン、プファール教会  録音方式:デジタル(セッション)  Recording Producer: Linus Holzapfel  Editing & Mastering: Marko Schneidr (SkywalkMastering, Trierweiler) Powered by HMV

アントーニョ・カルロス・ゴメス:歌劇「サルヴァトル・ローサ」アントーニョ・カルロス・ゴメス:歌劇「サルヴァトル・ローサ」

ゴメス:歌劇『サルヴァトール・ローザ』(2CD) ブラウンシュヴァイク歌劇場2010 ブラジル出身のオペラ作曲家、アントーニョ・カルロス・ゴメスは、音楽一家に生まれ、早いうちから才能を示し、指揮者であった兄の助言を受け、芸術に理解のあった皇帝ドン・ペドロ2世の庇護を受けます。ブラジルで充分な音楽教育を受けるも、やはりオペラと言えばイタリア! ということで、皇帝から奨学金を賜り、1864年にイタリアへ留学、当時この地を席捲していたヴェルディから多大なる影響を受けたのです。  このオペラは、彼の代表作の一つであり、実在の画家サルヴァトール・ローザ[1615-1673]をモデルにしたものです。優れた芸術家であったローザですが、なかなかの暴れん坊であり、1647年にナポリで起こった「マザニエッロの乱」に加わり、また生涯を終えたのも暴動に巻き込まれたためだったと言われます。そんな波乱万丈のローサの生き方に、ナポリ総督の娘イザベッラとの悲恋を合わせ、まるで『シモン・ボッカネグラ』を思わせる壮大な悲劇が生まれたのでした(ブックレットに挿入されている写真を見ると、ローサは革ジャンをすっきり着こなしたイケメンとして描かれています)。イタリア風の音楽でありながらも、やはり南米らしい滾る血潮が感じられます。(OEHMS) 【収録情報】 ・ゴメス:歌劇『サルヴァトール・ローザ』全曲  アルコス公爵:リー・デブン(バス)  イザベッラ:マリア・ポルブチノヴァ(ソプラノ)  サルヴァトール・ローザ:レイ.M.ウェイドJr.(テノール)  マサニエッロ:マルテ・レーズナー(バリトン)  ジェンナリエッロ:ジモーネ・リヒテンシュタイン(ソプラノ)、他  ブラウンシュヴァイク州立歌劇場合唱団  ブラウンシュヴァイク州立管弦楽団  ゲオルク・メンスケス(指揮)  録音時期:2010年1月20日  録音場所:ブラウンシュヴァイク歌劇場  録音方式:デジタル(ライヴ)  Recording Producer: Hans-Ulrich Bastin  Sound Engineer: Helge Martensen  Editing: Hans-Ulrich Bastin Powered by HMV

レントヘン:交響曲集レントヘン:交響曲集

レントヘン:交響曲第5番、第6番、第19番 20世紀前半に活躍したオランダの作曲家、レントヘンの「合唱付き」交響曲集です。CPOファンにとって、すっかりおなじみとなったレントヘンですが、まだまだ素晴らしい作品が埋もれているようです。今回ご紹介するのは1926年に書かれた、古いイギリスの讃歌をテキストにした混声合唱付きの第5番、1928年に書かれたフラマン語のテキストの伝統的な讃歌のメロディを用いた第6番、そして1931年に書かれたバッハのソナタからメロディを転用した第19番です。この第19番は、若い頃から心酔していたバッハへの敬意を表すために、たった2週間で完成された作品で、冒頭のテーマが次々と繰り返され、壮大なフーガへと発展するという、まさにバッハへのオマージュ。これは聴きごたえたっぷりです。(CPO) 【収録情報】 レントヘン: ・交響曲第6番ハ短調『ああ神よ、私は誰に嘆くべきか』 ・交響曲第19番ハ短調『B.A.C.H』 ・交響曲第5番『死神』  コンセンサス・ヴォカリーズ  オランダ交響楽団  ダヴィト・ポルセリーン(指揮)  録音時期:2008年  録音方式:デジタル Powered by HMV

レーガー:ヴァイオリン作品集レーガー:ヴァイオリン作品集

レーガー:ヴァイオリン作品集 ヴァリーン、ペンティネン バッハやベートーヴェン、ブラームス、ワーグナーの影響を受けながらも独自の音楽世界を築き上げたドイツ後期ロマン派の作曲家、マックス・レーガー[1873-1916]は、カトリック教徒でありながらプロテスタンの女性と結婚し、カトリック教会から破門された人物でもありました。  数多くのオルガン曲や、オーケストラ作品で知られるレーガーですが、室内楽も大量に残しており、43年という短い生涯を考えると、その創作エネルギーには驚くほかありません。 伝統的な素材を多く用いながらも、レーガーならではの高度な手法を用いることにより、重厚で奥深い味わいを醸し出すレーガーの作品は、複雑な魅力を備えた世紀末音楽として近年評価が高まりつつあります。 今回のアルバムに収められたのは、ヴァイオリンとピアノのためのソナタ2曲と、ヴァイオリンとピアノのための小品2曲。 ソナタ第2番は18歳の時の作品で、ソナタ第3番は26歳のときに書かれています。どちらも若いときの作品にもかかわらず、すでにレーガー的な厚みのある響きと、甘美さを退けた諧謔的な表情が印象的な音楽に仕上がっているあたりがさすがレーガー。 組み合わせは小品2曲から構成されるOp.81。32歳のときに書かれたこの2つの曲には、「アルバムのページ」と「ロマンス」という名が付けられ、控えめな中にも美しい旋律を聴くことができます。 演奏は、シューマンやブラームス、ヒンデミット、シュニトケ、シェーンベルクなどでも高精度なアンサンブルを聴かせてきたウルフ・ヴァリーンのヴァイオリンと、ローランド・ペンティネンのピアノというスウェーデン・コンビによるものです。(HMV) 【ウルフ・ヴァリーン】 スウェーデン出身のヴァイオリニスト。ヴァリン、ワリンとも。近現代作品を得意とし、最近は指揮活動もおこなって、積極的に知られざる作品の紹介にもあたっています。近年のリリースでは、スウェーデンの作曲家アルゲーン[1920-90]による超巨大無伴奏ヴァイオリン・ソナタ(BIS)や、オネゲルのヴァイオリン・ソナタ集(STRADIVARIUS)、シェーンベルク:ヴァイオリンとピアノのための作品全集(BIS)、ヒンデミット:ヴァイオリン・ソナタ全集(BIS)、レーガー:ヴァイオリン作品集(CPO)、シュニトケ:ヴァイオリン・ソナタ集(BIS)、サン=サーンス:ヴァイオリンとピアノのための作品集(CPO)といったところが注目されています。 【収録情報】 レーガー: ・ヴァイオリン・ソナタ第2番ニ長調 Op.3 ・ヴァイオリン・ソナタ第3番イ長調 Op.41 ・アルバムのページ Op.87-1 ・ロマンス Op.87-2  ウルフ・ヴァリーン(ヴァイオリン)  ローランド・ペンティネン(ピアノ)  録音時期:2008年  録音方式:デジタル Powered by HMV

ヤン・ファン・ヒルセ:交響曲第3番ヤン・ファン・ヒルセ:交響曲第3番

ヒルセ:交響曲第3番 ポルセリーン&オランダ響 1881年にオランダの神学者の家庭に生まれたヤン・ファン・ヒルセは、ケルン音楽院でフランツ・ヴュルナーに作曲を師事、その後、ベルリンでフンパーディンクの元で研鑽を積み、さらに指揮の勉強も収めて、卒業後はブレーメンの劇場で指揮者として活躍してもいました。  作曲家としては後期ロマン派のスタイルで創作活動をおこなっていたヒルセは、20歳のときに書いた交響曲第1番により、ボンで「ベートーヴェンハウス賞」を受賞、1906年には交響曲第3番により、「ミヒャエル・ベーア賞」を同じくドイツで受賞しています。  ドイツが大好きだったヒルセですが、ナチス政権は大嫌いでした。オランダ占領の際にも抵抗運動に参加し、やはりレジスタンスだった息子二人をドイツ兵に殺され、ヒルセ自身も無理な活動がたたってか、1944年9月に病気のため亡くなってしまっています。  そんな気骨ある作曲家、ヒルセ若き日の代表作で、当時のドイツで高く評価された交響曲第3番は、ワーグナーのオペラにインスパイアされ、第3楽章と第5楽章にはソプラノのソロも用いられるというもの。1908年6月2日にミュンヘンで初演され、1909年3月4日にはオランダでも演奏されています。その後、ヒルセの存命中に7回演奏されていますが、楽譜が出版されなかったため、これまで歴史に埋もれていた作品でもあります。  今回、CPOからのヒルセ第2弾としてリリースされる当CDには、この交響曲第3番が収められています。指揮は第1弾と同じく近現代音楽を得意とするオランダの指揮者、ダヴィト・ポルセリーンが担当。オーケストラも第1弾と同じくオランダ交響楽団です。  なお交響曲第3番には、ドイツ語で『Erhebung』という副題が付けられていますが、これは、高揚、上昇といった意味合いの言葉となります。(HMV) 【収録情報】 ・ヒルセ:交響曲第3番ニ短調  アイレ・アソニー(ソプラノ)  オランダ交響楽団  ダヴィト・ポルセリーン(指揮)  録音時期:2009年  録音方式:デジタル Disc1 1 : Langsam 2 : Leidenschaftlich Und Heftig Bewegt 3 : Sehr Langsam Und Schwermutig 4 : Lebhaft Und Sehr Kraftig, Stellenweise Im Ausdruck Eines Ubermutigen Walzers 5 : Ausserst Langsam Und Sehr Ruhig, Mit Innigster Empfindung Powered by HMV

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